こんにちは。佐々木晶子です。今回から災害対策(DR)やBCP、バックアップなどに関して不定期でコラムを書いていきます。
今回は既に仮想化基盤を導入されている方は恩恵にあずかっている「災害対策、バックアップ・リカバリ―」について仮想基盤とそうでない場合の比較をしながらご紹介したいと思います。
システム面での災害復旧の最重要項目は短時間でのシステム復旧になると思います。震災時に遠隔地での復旧やシステム障害によりやむを得ず過去のバックアップデータからのリカバリを行うことになると思うのですが、もし仮想基盤がない会社の場合はとても大変なことになると思います。
ものすごくシンプルにその手順を書きますと以下になります。
1. 物理的なハードウェアを用意する
2. 場合によってはOSから再インストールをする
3. データをバックアップデータからリカバリする
かなり以前から利用されていたテープバックアップからリカバリする場合、1サーバを戻すのに1日くらいかかることも珍しくなく、さらに戻らないこともたまにありました。
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