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【ダルムシュタット(ドイツ)2017年8月30日PR Newswire=共同通信JBN】
*米ワシントン州ベルビューの新しい食品全安全スタジオ(Food Safety Studio)は、イノベーションとコラボレーションのためのグローバルセンターとして機能
*実演と訓練のラボスペースは、顧客に製品とプロセス開発を示す
世界有数のサイエンス・テクノロジー・カンパニーであるメルク(Merck、 (リンク ») )は、あらゆる種類の食品(牛肉、鶏肉、農産物など)のメーカー向けに、米ワシントン州ベルビューに同社初のグローバルな食品安全スタジオを開設し、食品媒介病原菌の迅速な発見のため、安全な製品の開発に関してメルクの科学者たちと協力する。
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5300平方フィートの新しいセンターは、原材料の試験から完成品の安全テストまで、完全な食品安全ワークフローへのアクセスを顧客に提供し、食品サプライチェーン内での危険を発見、是正、防止するのに役立つ。このセンターで、顧客は、製造プロセスを通じて安全を維持するために欠かせない試験キットや衛生用モップなど、多くの手動もしくは自動の食品安全製品を使って作業することができる。
メルク・ライフサイエンスのアプライドソリューション(Applied Solutions)事業部門のジャンシャルル・ワース部長は「メルクの食品安全スタジオの開設は、グローバルな食品供給の安全を保証するという当社コミットメントを証明するものである。われわれは食品安全試験のリーダーになるという目標を持って、オープンなイノベーションとコラボレーションを育成するために設計された作業場にチームを呼び集める」と語った。
世界保健機関(WHO)( (リンク ») )によると、世界の推計6億の人々、つまりほぼ10人に1人が毎年、汚染された食品を食べた後に病気になり、42万人が死亡している。
メルクは今年、食品安全試験の世界的リーダーであるBioControl Systems( (リンク ») )を買収しており、最先端の試験技術の包括的なポートフォリオを提供することによって顧客がグローバルな食品供給を保護するのを支援している。
新しい食品安全スタジオに対する顧客の訪問の計画が進められており、同スタジオはクラス設定や実演ラボを想定して設計された食品安全デモンストレーションセンターを備えている。
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▽メルクについて
メルク(Merck)はヘルスケア、ライフサイエンス、パフォーマンスマテリアルズの分野における世界有数のサイエンスとテクノロジーの企業である。がんや多発性硬化症を治療するためのバイオ医薬品療法から、科学研究と生産に関する最先端システム、スマートフォンや液晶テレビ向けの液晶材料にいたるまで、約5万人の従業員が人々の暮らしをより良くする技術の一層の進歩を目指して働いている。2016年、メルクは66カ国で150億ユーロの売上高を計上した。
メルクは1668年に創業された世界で最も歴史の長い医薬・化学品会社で、創業家が今でも、上場企業が率いるグループの株式の過半数を所有している。メルクの名称およびブランドのグローバルな権利は、メルクが保有している。唯一の例外は米国とカナダで、両国ではEMDセローノ、ミリポアシグマ(MilliporeSigma)、EMDパフォーマンスマテリアルズとして事業を行っている。
ソース:Merck
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