京都橘大学(京都市山科区、学長・細川涼一)は、健康科学部作業療法学科および臨床検査学科の新設を含む収容定員増が文部科学省から認可された。これにより2018年度の入学定員は、現在の1035人から1221人となり、186人増加。変更後の収容定員は4884人となり、5000人規模の大学になった。
健康科学部は、作業療法学科および臨床検査学科の新設により、心理学科と4つの医療系学科からなる「心理と医療の総合学部」に発展する。両学科新設にあわせて、地下1階・地上4階建ての作業療法・臨床検査学科棟(仮称)が建設中である。新棟には、両学科に必要な実習室をはじめ、教員研究室や共同研究室、普通教室、ラーニングコモンズなどが設置される予定。
※新設する2学科の概要は以下のとおりです。収容定員変更の詳細は、添付資料をご確認ください。
【新設学科について】
■健康科学部作業療法学科
身体や精神、発達などに障害を伴うクライアントを対象に、あらゆる作業を通して心身機能の回復を図り、クライアントの望む生活を支援するための知識と技能を修得し、地域社会に貢献する作業療法士をめざす。
■健康科学部臨床検査学科
京都の私立大学初の設置。科学への探究心を常に持ち、高度に進歩し続ける医療を支えることのできる臨床検査の専門的な知識と技術を身につけ、チーム医療に貢献する臨床検査技師をめざす。臨床検査技師のほか、上位資格である細胞検査士資格も選択取得できる予定(準備中)。
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