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【石家荘(中国)2017年9月7日新華社=共同通信JBN】石家荘観光開発委員会(Shijiazhuang Tourism Development Committee)の主催による3日間の旅行振興会議が9月4日、中国北部の河北省の古都、正定で閉幕した。
地元当局が重工業経済から環境に優しい経済に変革する努力を倍増したことで実現した。
省都の石家荘の下にある2千年の古都、正定は、中国の文化センターおよび有名な旅行地、並びに歴史的に重要な田園都市に構築されることになっている。
同会議では、3つのマスコット、すなわち「ヨウヨウ(游游)」「チェンチェン(真真)」「ディンディン(定定)」が公開された。
正定は全国的に有名な歴史・文化都市で、見ることのできない3つの山、水の流れない所に架かる9つの橋、9つの門(4つの門楼、4つの小塔、Yanghe建築)、4つの塔、8つの寺院、24の金のアーチなど多くの有名な文化遺跡がある。この都市には、国家レベルの保護の下にある9つの文化遺跡、省の保護の下にある5つの文化遺跡、県レベルの保護の下にある24の文化遺跡および7000点の文化遺跡のコレクションがある。歴史はこの古くて魅力的な地に多くの美しいシンボル、隋王朝の龍蔵寺碑、唐王朝の時計塔、完全な宋王朝の建造物、唐王朝時代に建てられた4つの古い仏塔、9つの王朝の継続的な発展を示している元、明、清各王朝時代に建造された多数の建造物を有し、梁思成氏は「古代芸術の宝庫」と称賛した。
古都の変革は30年以上前に始まり、当時、正定県党委員会書記だった習近平国家主席がテレビの連続ドラマ制作の舞台として使用できる伝統的な中国式邸宅の建築を統括した。
中国の20以上の省、ロシア、タイ、シンガポール、モロッコ、カナダの投資家が同会議に参加するよう招待された。
旅行フェアが始まり、会議の間、大掛かりなライブパフォーマンスと中国の古代演劇が上演された。中国のトップクラスの旅行業界の専門家が集まり、同市の発展のための提案を行った。
さらに、省当局は列車の運行を増やすことによって正定の旅行業界を強化している。5月15日から正定駅に停車する列車は30本に増えており、ピーク時には34本に達する。旅行の最盛期である7月以降、昨年同期の3倍に当たる1日平均1万5000人の旅行者が正定を訪れている。
同会議では、石家荘市周辺のその他の多くの観光目的地も宣伝された。石家荘は北京から高速列車でわずか1時間20分の乗車であり、両都市間の旅行を便利にしている。
これらの有名な景観の1つは安済橋としても知られる趙州橋で、7世紀に建築された技術の不思議である。これは世界最古の石造アーチ橋とされている。
この橋は長さ約50メートル、高さ7.3メートル、幅9メートルである。中央の大きな石造アーチの径間は37.37メートルで、当時は世界最大のアーチだった。
もう1つの行かなければならない場所は、中国で最も有名な革命拠点の1つ、西柏坡である。1948年5月から1949年3月まで中国共産党はこの村に党本部を構えた。
旅行振興会議は、石家荘ではその種の初の会議である。
ソース:Shijiazhuang Tourism Development Committee
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