明治大学資源利用史研究クラスターシンポジウム「縄文の塩 -- 土器製塩の技術と展開」 -- 10月8日(日)に駿河台キャンパスで開催

明治大学

From: Digital PR Platform

2017-09-23 08:05


明治大学資源利用史研究クラスターは、シンポジウム「縄文の塩―土器製塩の技術と展開」を開催する。


 明治大学資源利用史研究クラスターでは、人類と環境との相互関係を資源利用史という観点から研究し、漆や塩、食物や人体形成に至るまでの過程を学際的な手法で究明している。

 塩は私たちの生活に欠かせない大切な資源のっつだが、日本では縄文時代後期〈約3000年前〉に塩作りがはじまったとされている。また古代では風土記や和歌に塩作りに関する言葉や記述があるが、実態は不明である。
 同クラスターでは、縄文時代の製塩遺跡の発掘によって得られた土壌を分析することによって、海草を灰にして塩作りに用いていたことをはじめて明らかにし、その起源がこれまでの定説よりも1500年も古く遡ることを解明した。

 本研究は日本列島における製塩の歴史に大きなインパクトを与えるもので、その成果について公開したいと思う。

日にち: 2017年10月8日(日) ※受付開始9時30分~ 

詳細:
 09:55 開会あいさつ
 10:00 発表1  縄文時代土器製塩研究の展開と課題 高橋満(福島県立博物館)
 10:40 発表2 「霞ヶ浦沿岸地域の状況」 亀井翼(上高津貝塚ふるさと歴史の広場)
 11:20 発表3 「奥東京湾東岸の製塩土器の分布・立地と製塩活動」 須賀博子(松戸市教育委員会)
 12:00 昼休み
 13:00 発表4 「奥東京湾および内陸部における土器製塩」 宮内慶介(飯能市教育委員会)
 13:40 発表5 「胎土分析からみた製塩土器の地域性」 河西学(帝京大学文化財研究所)
 14:20 発表6 「微小巻貝からみた製塩」 黒住耐二(千葉県立中央博物館)
 15:00 休憩 
 15:10 発表7 「製塩研究のイノベーション」 阿部芳郎(明治大学)
 15:50 討論  全員 司会 栗島義明(埼玉県立歴史と民俗の博物館)
 17:00 閉会あいさつ

会場: 明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント1F グローバルホール

参加費: 無料 
 ※一般参加も可・予約受付なし

▼取材に関するお問い合わせ
 明治大学 広報課 
 TEL: 03-3296-4330 
 MAIL: koho@mics.meiji.ac.jp

【リリース発信元】 大学プレスセンター (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]