最新のAI/ディープラーニング技術を用いた革新的な情報漏えい対策「マトリックスゲートAI」を開発

アイマトリックス株式会社

From: valuepress

2017-09-25 17:00

 情報セキュリティー分野において、独自開発・研究を展開しているアイマトリックス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:小島 美津夫)は、次世代の情報漏えい対策技術として、AI/ディープラーニングを用いた「KizAssy」 AI フレームワークを開発しました。本技術を適用することで、標的型攻撃、マルウェア、不正操作、コンプライアンス違反などによる個人情報、マイナンバー、企業機密等の漏えい、流出を未然に防御することが可能となります。

【開発の背景】
 悪質なマルウェアや不正操作による情報漏えいの手法は複雑化・多様化を遂げているにもかかわらず、情報漏えい対策は従来のコンテンツ保護や、ログ管理、またはメール誤送信防止機能などの原始的な方法に留まっています。攻撃者や不正を働く者は、現状の対策の限界を理解しており、比較的見つかりにくい業務上必要とするメールの本文や添付ファイルに情報を紛れさせて漏えいを試みます。更には、人的ミスなどで情報が漏えいしてしまう可能性もあります。そのため、人的ミスや不正操作、ポッド感染など、情報漏えいの手段に関わらず、流出してはいけない文書やデータなどを自動的に検知する技術が求められています。

【本技術の特徴】
 当社は、個人情報、マイナンバー、企業機密等の漏えい・流出を未然に防御する技術として、AI/ディープラーニングエンジンを用い、情報漏えいに繋がる「兆し」を検知する技術を開発しました。一般的なAI機械学習技術では、人間が膨大なデータに対し「着眼点」を設定する必要がありますが、AIディープラーニング技術の場合は、AIが自身で「着眼点」を見つけ出し、学習し続けます。その結果、人間では気づくことができない情報漏えいに繋がる「兆し」の検知が可能となります。人間の盲点を狙う傾向のある攻撃者や不正行為、事故などへの対策に非常に有効な技術となります。

 本技術は、当社の新製品「マトリックスゲートAI」に搭載されます。「マトリックスゲートAI」では、本技術と現行製品「マトリックスゲート」に採用されている誤送信防止機能やメール無害化機能と連携することにより、更に強靭な情報漏えい対策が可能となります。また標的型攻撃・ランサムウェアなど外部からの攻撃による被害を未然に防ぐサービスも搭載、次世代の統合型セキュリティー製品となります。

【マトリックスゲートAI 情報漏えい検出技術 概念図】

[資料: (リンク ») ]


【今後の展望】
 当社は、本技術による高度な情報漏えい対策の実現性のみならず、多分野にわたる技術応用の実用化に向けて、 研究開発を進めていきます。

【販売開始時期】
2017年度 第4四半期

【出荷予定】
2018年度 第1四半期

【参考製品】
マトリックスゲート(現行製品)
(リンク »)

■アイマトリックス株式会社について
URL: (リンク »)
2000年に創立され、主にEメール、システムセキュリティーに関連するサービス、技術・市場開発を行ってきたベンチャー企業。日本市場シェアNo.1※の「マトリックススキャン」に代表されるメールセキュリティーソリューションの開発・販売を主軸とし、アイマトリックス独自開発技術によるハードウェア・ソフトウェア製品を発売しており、国内大手通信事業者から、企業、大学、ISP と多岐にわたる多くの団体・組織を顧客としています。
※ (市場調査データ:富士キメラ総研、ミック経済研究所)

■ 製品に関するお問い合わせ先
アイマトリックス株式会社
カスタマーリレーションズ 営業担当
TEL: 044-272-6771 E-mail: sales@imatrix.co.jp

■ 報道に関するお問い合わせ先
アイマトリックス株式会社
カスタマーリレーションズ 広報担当
TEL: 044-272-6771 E-mail: press@imatrix.co.jp


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