第30回東京国際映画祭「CROSSCUT ASIA#04ネクスト!東南アジア」ラインナップ・監督たちのコメント映像公開

独立行政法人国際交流基金

From: 共同通信PRワイヤー

2017-10-12 17:03

2017/10/12

国際交流基金アジアセンター

国際交流基金アジアセンターpresents
「CROSSCUT ASIA#04ネクスト!東南アジア」
多彩なラインナップ&名監督たちのコメント映像公開!

 国際交流基金(ジャパンファウンデーション)アジアセンター (リンク ») は、10月25日(水)に開幕する第30回東京国際映画祭(Tokyo International Film Festival:以下、TIFF) (リンク ») にて、アジア映画特集シリーズ「国際交流基金アジアセンターpresents CROSSCUT ASIA」の第4弾として、「ネクスト!東南アジア」と題し、東南アジアの名監督たちが推薦する若手監督の作品を大特集いたします。
 2014年にTIFFの一部門として設立された「CROSSCUT ASIA」では、アジアの国、監督、テーマなどに焦点を当て、アジア映画の特集上映を行っています。タイ、フィリピン、インドネシアに続き、ASEAN設立50周年を迎える本年は、東南アジアの映画13本10プログラム(長編9本、短編4本)を幅広く紹介。フィリピンのブリランテ・メンドーサが推薦するHF・ヤンバオの『キリスト』(2016)、シンガポールのエリック・クーが推薦するカーステン・タンの『ポップ・アイ』(2017)、タイのアピチャッポン・ウィーラセタクンが推薦するウィットチャーノン・ソムウムチャーンの『4月の終わりに霧雨が降る』(2012)、カンボジアのリティ・パンが推薦する若手短編集など、東南アジアの映画界を牽引する名監督が、直々に推薦する若手監督たちの作品を紹介し、先輩から後輩へとつながる東南アジア映画の系譜に注目いたします。会期中には各作品の監督や出演者などが来日し、上映後のQ&Aやシンポジウムも予定しています。
 このたび、ラインナップ発表とあわせて、豪華顔ぶれの推薦監督たちのコメント映像と本特集の特別予告編を公開いたします。
 
【 特集名 】 
国際交流基金アジアセンターpresents「CROSSCUT ASIA #04 ネクスト!東南アジア」 (リンク »)

【 主 催  】 
国際交流基金アジアセンター、東京国際映画祭

<第30回東京国際映画祭 開催概要>

【開催期間】 
2017年10月25日(水)~11月3日(金・祝)

【会場】 
六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区)ほか

【公式サイト】 
(リンク »)

【チケット発売日】※部門別での発売開始となります。
10月14日(土)12:00~アジアの未来/CROSSCUT ASIA/企画上映
         16:00~コンペティション/Japan Now/日本映画クラシックス
10月15日(日)12:00~日本映画スプラッシュ/ワールド・フォーカス/ユース
         16:00~特別招待作品/特別上映

※プレスパス登録のお願い
<東京国際映画祭のご取材には、必ずプレスパス登録が必要となります>
お手数でございますが事前にプレス登録申請をしていただけます様、何卒よろしくお願いします。
【プレスパスに関する問い合わせ】東京国際映画祭事務局 プロモーショングループ 03-6226-3012

※画像等宣材物はイメージネット (リンク ») にて配信しております。

国際交流基金アジアセンターpresents「CROSSCUT ASIA #04 ネクスト! 東南アジア」ラインナップ一覧

『大親父と、小親父と、その他の話』
(2015年 ベトナム、フランス、ドイツ、オランダ/102分)
監督/脚本:ファン・ダン・ジー
キャスト:ドー・ティ・ハイ・イェン、レ・コン・ホアン、トゥオン・テェ・ヴィン

トラン・アン・ユン監督推薦
21世紀初頭のホーチミン市。写真を学ぶために田舎から出てきたヴーは、ルームメイトのタン、娼婦のヴァンと奇妙な三角関係に陥っていく…。新世代ベトナム映画の代表格、ファン・ダン・ジー監督はTIFF初登場。

『回転木馬は止まらない』
(2017年 インドネシア/84分)
監督:イスマイル・バスベス
キャスト:コルネリオ・サニー、カリナ・サリム、スカール・サリ

ガリン・ヌグロホ監督推薦
バンドを組む3人娘、亡妻が忘れられない男、今の生活から逃げたい娼婦など、複数の人生がクロスする群像劇。バスベス監督はTIFF2015の『三日月』に続く登場。本作では脚本も担当している。

『4月の終わりに霧雨が降る』
(2012年 タイ、オランダ/77分)
監督:ウィットチャーノン・ソムウムチャーン
キャスト:ジンナパット・ラダーラット、ウテン・シリウィ、セーリー・ピムパ

アピチャッポン・ウィーラセタクン監督推薦
東北タイのイサーン地方を舞台に、失業して帰郷した男とともに進行するタイならではのユルくて実験的な作品。現実と虚構が絡み合い、映画を撮ることと撮られることが反転する。アジアフォーカス・福岡国際映画祭2012出品。

『キリスト』
(2016年 フィリピン/92分)
監督:HF・ヤンバオ
キャスト:クリストファー・キング、アンゲラ・コルテス、フリオ・ディアス

ブリランテ・メンドーサ監督推薦
ボーイは闘鶏で稼いだカネで妻と娘を養っているが、闇社会と隣り合わせのギャンブルの世界では常にボスから過酷な要求が降ってくる…。メンドーサ映画でおなじみのフリオ・ディアスがボス役を好演している。

『私のヒーローたち』
(2017年 マレーシア/122分)
監督:エリック・オン 
キャスト:サンギータ・クリシュナサミー、ザビエル・フォン

女優シャリファ・アマニ推薦
地方の学校に赴任したシェリル先生は、貧困や家庭問題を抱える生徒たちを前に途方に暮れるが、一緒に英語斉唱コンクールをめざすなかで変化が訪れる。『タレンタイム〜優しい歌』に続くマレーシア発ハートフル青春映画。

『ポップ・アイ』
(2017年 シンガポール、タイ/102分)
監督:カーステン・タン
キャスト:ポーン、タネート・ワラークンヌクロ、ペンパック・シリクン

エリック・クー監督推薦
失意の建築家がバンコクの街中で幼いころ飼っていた象のポパイと再会。かつて一緒に育った農場をめざして象と人間の旅が始まる。サンダンス映画祭で話題沸騰、新人女性監督カーステン・タンのゆったりゆっくりロードムービー。

『他者の言葉の物語』
(2016年 インドネシア/82分)
監督:BW・プルバ・ヌガラ
キャスト:ポンチョ・スティイェム、ルクマン・ロサディ、ルジャール・スブロト

リリ・リザ監督推薦
95歳のスリばあさんが生き別れた夫の墓を探す旅に出る。彼女の最後の願いは夫の墓の隣りで永遠に眠ること。対オランダ独立戦争の記憶が甦る、インドネシアの最新話題作。プルバ・ヌガラ監督は本作で長編デビュー。

『ヤスミンさん』
(2017年 マレーシア/70分)  
監督:エドモンド・ヨウ 
キャスト:シャリファ・アマニ、行定 勲、ヤスミン・アフマド

石坂健治プログラミング・ディレクター推薦
行定勲『鳩 Pigeon』(『アジア三面鏡2016:リフレクションズ』の1編)のペナン島ロケのメイキングのはずが、撮影者エドモンドのカメラはいつしか故ヤスミン・アフマド監督(『タレンタイム~優しい歌』)の軌跡をたどる旅へと横滑りを始める。

カンボジア若手短編集
リティー・パン監督(消えた画 クメール・ルージュの真実』)が自ら主宰するボパナ視聴覚リソースセンター(プノンペン)のスタッフと共に推薦するカンボジアの”いま”を切り取る若手4作品。

『ABCなんて知らない』
(2015年/22分)
監督:ソク・チャンラド&ノム・パニット
キャスト:ロン・ダラ、ラ・ヴィン、ポット・ソクチャン、レット・ソピアック、チュン・クマル

貧困から抜け出し経済状況を良くするには教育がどれだけ大切か。父と息子を追ったドキュメンタリー。

『赤インク』
(2016年/21分)
監督:リー・ポーレン
キャスト:パウ・サマイ、エム・キムワーイ、リー・ソット、サム・チア、パウ・プイ

男友達にレイプされた少女が、妹を守るため沈黙を破る

『三輪』
(2015年/21分)
監督:ニアン・カヴィッチ
キャスト:ポウ・パンナ、チア・キムワット、リー・ダナン

ある寂しい夜、家に帰ったトゥクトゥク運転手は、クメール・ルージュ政権下で強制的に結婚させられた妻と向き合う。

『20ドル』
(2017年/13分)
監督:サン・チャンヴィサル
キャスト:ヒム・ティダ、ロン・ソクニー・デヴィッド、ソム・ソダ、ブット・ティダ、チア・チャーヤ

ある愛とお金の間で幸せを見つけようとする純真な少女の人生を描いた実験的作品。

『カカバカバ・カ・バ?』
(1980年 フィリピン/106分)
監督:マイク・デ・レオン
キャスト:クルストファー・デ・レオン、チャロ・サントス、サンディー・アンドロング

伝説の巨匠マイク・デ・レオンの抱腹絶倒ミュージカル・コメディがデジタル復元で甦る! フィリピンを麻薬漬けにしようと潜伏する日本人ヤクザとその一味。祖国の危機を救うため男女4人が立ち上がった。

東南アジアの名監督たちによるメッセージ映像と特別予告編を公開!

 本特集の上映作品の推薦者であり、TIFFとも縁深いブリランテ・メンドーサ、アピチャッポン・ウィーラセタクン、トラン・アン・ユン、そしてエリック・クーより寄せられた、第30回を迎えるTIFFへの祝福と、映画祭での思い出や映画に対する思いを語った映像を公開。
 メンドーサは、昨年ワールドプレミア上映を行ったアジア・オムニバス映画製作シリーズ第1弾『アジア三面鏡2016:リフレクションズ』のロケ地・北海道でのエピソードを、エリック・クーは、1997年に自身長編第2作『12階』でTIFF初出品し、そこで審査員の一人で大ファンだったアキ・カウリスマキとの思い出等を語っています。さらに、トラン・アン・ユンは自身が審査員を務めた際の喜び、アピチャッポンは映画への熱い思い、これからのTIFFへの期待についてコメントしています。
 また、あわせて本特集の魅力を紹介するオンライン限定の特別予告編を公開。そして今回、メンドーサをゲストに迎え、推薦作品『キリスト』のHF・ヤンバオらとのシンポジウムも予定しています。こちらもお楽しみにしてください。(詳細は映画祭公式サイトへ)

斎藤工インタビュー&エリック・クー貴重イラストなども!特別ブックレットを配布

今年もCROSSCUT ASIAをご鑑賞の方に、本特集の特別ブックレットを配布します。俳優、監督として多彩な活躍を見せる斎藤工さんのインタビューや、最新作『ラーメン・テー~ラーメン×バクテー~』(仮)で斎藤さんとタッグを組んだエリック・クーによる貴重なイラスト、また本特集の推薦者であるリリ・リザと新鋭BW・プルバ・ヌガラ(『他者の言葉の物語』)のインドネシア監督対談など、多様な切り口で東南アジア映画の魅力をお伝えします。

プレミア賞品が当たる!プレゼントキャンペーン実施

さらに、CROSSCUT ASIAをご鑑賞の方を対象としたプレゼントキャンペーンを実施します。東南アジアの名監督たちのサイン入りブックレットや本特集の特製グッズなど当たるチャンス!

【国際交流基金アジアセンター(The Japan Foundation Asia Center)】 (リンク »)
独立行政法人国際交流基金は、全世界を対象に総合的に国際文化交流事業を実施する日本で唯一の専門機関です。アジアセンターは2014年4月に設置され、ASEAN諸国を中心としたアジアの人々との双方向の交流事業を実施・支援しています。日本語教育、芸術・文化、スポーツ、市民交流、知的交流等さまざまな分野での交流や協働を通して、アジアにともに生きる隣人としての共感や共生の意識を育むことを目指しています。

【東京国際映画祭(Tokyo International Film Festival, TIFF)】  (リンク »)
本年で30回を迎える東京国際映画祭(以下、TIFF)は日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭です。 1985 年、日本ではじめて大規模な映画の祭典として誕生した TIFF は、日本及びアジアの映画産業、文化振興に大きな足跡を残し、アジア最大級の国際映画祭へと成長しました。いまや最も熱気溢れるアジア映画の最大の拠点である東京に、世界中から優れた映画が集まり、国内外の映画人、映画ファンが新たな才能とその感動に出会い、交流する場を提供します。





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