ある朝、普段とは違う見知らぬ電車に乗っていました。
混雑した車内を見渡すと大きなリュック抱えたおじいさん、座席で爆睡する女性、物見遊山の外国人観光客、そして出社を急ぐ会社員たち。
乗り合わせたバラエティに富んだ方々に紛れて自分も所在無げにそこにいました。その走る電車の中でこれも普段とは違った柔らかい感触の車両の揺れに身を任せながら、ぼんやりと目的地を目指していました。
乗っていた車両がゆっくりとカーブを描いた軌道を描いたらしく横への引力を感じたその時、ふと窓の外に目を向けると水の上に立ったビル群というちょっと不思議な景色が見えてきました。
乗っている電車はゆりかもめです。ゆりかもめは新橋からお台場を経由して豊洲へと繋ぐ高架路線をタイヤで走る変わった電車でモノレールに似た列車です。
その道中に芝浦埠頭とお台場海浜公園の駅の間でぐるっと一回転することでレインボーブリッッジの高さまで登って進みます。
この続きは以下をご覧ください
(リンク »)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。