国立国際医療研究センター病院 AMR臨床リファレンスセンター(厚生労働省委託事業)は、世界的に脅威となっている薬剤耐性(AMR)対策の普及啓発活動の一環として、国民の皆様によりわかりやすく理解を深めていただくために、新たなコミュニケーションツールとして視覚で訴求するインフォグラフィックによる「知ろうAMR、 考えようあなたのクスリ薬剤耐性」動画コンテンツを制作しました。本日、11月6日(月) より公開いたします。
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薬剤耐性(AMR)とは、不適切な抗菌薬の使用などにより、病原体が変化して抗菌薬・抗生物質が効かなくなる問題です。
【制作概要】
タイトル:「知ろうAMR、考えようあなたのクスリ 薬剤耐性」
目的:今月(11月)は薬剤耐性(AMR)に係る全国的な普及啓発活動を推進するために設定された「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」にあたります。
多くの国民の知識や理解を深め、主体的に取り組みを行うための啓発を目的として制作しました。
動画URL(YouTube): (リンク »)
AMR情報サイトURL: (リンク »)
AMRCRCサイト: (リンク »)
動画分数:3分48秒
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薬剤耐性(AMR)の基礎知識(発症と感染のメカニズム)から、薬剤耐性菌の脅威とその影響、今すぐに行動できるAMR対策予防の7つのポイントを、 テンポ良く、 わかりやすい表現で説明しました。
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※ストーリーカット画像は、一部を抜粋したイメージです。詳しくは (リンク ») よりご視聴ください
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現在、薬剤耐性によって世界で70万人が死亡、2050年には1,000万人が死亡するといわれています。
抗菌薬 (抗生物質、抗生剤) は多くの人々の命を救ってきました。しかし、抗菌薬が効きにくい「薬剤耐性」(Antimicrobial Resistance: AMR)をもった細菌が世界的に増えており、大きな問題になっています。
このままでは薬剤耐性による死亡者が、2050年には現在がんで死亡している年間820万人を超える可能性が指摘されています。
薬剤耐性菌が増えると、これまでは抗菌薬を使えば治っていた感染症でも、治療が難しくなって重症化しやすくなり、さらには死亡に至る可能性が高まります。このまま増えていけば、現代の医療を継続することが困難となりかねないのです。
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薬剤耐性(AMR)に係る全国的な普及啓発活動を推進するため、毎年11月を「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」に設定。
今年2017年11月13日(月)~11月19日(日)が「世界抗菌薬啓発週間」となります。
政府機関だけではなく民間の様々な団体が一体となって、 普及啓発に係る取り組みを重点的に実施していくとともに、同月間を通じて国民ひとりひとりの主体的な取り組みを促していきます。
▼AMR対策啓発用A2ポスター
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機動戦士ガンダム (C) 創通・サンライズ
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AMR臨床リファレンスセンターはAMR対策を推進するため、薬剤耐性(AMR)アクションプランに基づく取り組みを行う目的で、厚生労働省委託事業として2017年4月に設立しました。
AMR臨床リファレンスセンターの役割は、AMRに関する情報を広く集め問題を分析し結果をわかりやすくお示しすること、国民の皆さんと医療従事者の方々にAMR対策に必要な知識をお伝えすることです。
私たちや子供達が安心して暮らせる環境を作るために、AMRの問題に取り組んでまいります。
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AMR臨床リファレンスセンター センター長 大曲 貴夫
取材・インタビュー等も承っております。
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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