鍋野敬一郎氏コラム「ERP再生計画」第8回「次世代ERPにAIが組込まれるとどんな効果が期待出来るのか」

日商エレクトロニクス商社ERP/IT企業ERP by GRANDIT

2018-01-09 08:00

日商エレクトロニクスは業界トップランナーである鍋野敬一郎氏のコラム「ERP再生計画」第8回「次世代ERPにAIが組込まれるとどんな効果が期待出来るのか」を公開しました。
興味がある方はご覧ください。

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本コラムではERPの再生をテーマにして、様々な切り口で話を進めてきました。

“いまさらERP”などという話もありますが、クラウドやIoTなどといった新しいテクノロジーとERPは意外に連携して新しいソリューションや効果を生みだしつつあります。そのなかでもAIは特に注目されていますが、実はイメージと現実には大きな乖離があります。今回は、AIの現実について整理したうえで、AIのどのような機能がERPと連携するのかをご紹介したいと思います。

AIについて、読者のみなさまはどのようなイメージを持っているでしょうか。

総務省が作成している平成28年度の「情報通信白書(ページ233図表4-2-1-3)」には、人工知能(AI)イメージの日米比較が紹介されています。日米で人工知能に対するイメージが同じだったのは「コンピュータが人間のように、聞いたり、話したりする技術(日本35.6% vs 米国36.9%)」という回答だけです。実は日本と米国では、AIに対するイメージにギャップがあります。日本の方が米国よりもYesと回答している比率が高いのは「コンピュータに自我(感情)をもたせる技術(日本27.4% vs 米国19.7%)」、「人間の脳の仕組みと同じ仕組みを実現する技術(日本19.3% vs 米国14.8%)」です。逆に米国の方がYesと回答しているのは「人間の脳の認知・判断などの機能を、人間の脳の仕組みとは異なる仕組みで実現する技術(日本26.3% vs 米国42.3%)」、「学習や推論、判断などにより、新たな知識を得る技術(日本20.2% vs 米国33.9%)」などです。日本は、AIに人間的なイメージを重ねていますが、米国は人間とは異なる仕組みで人間を超越した存在というイメージがあるようです。事実、米国の科学者やメディアはAIやロボットの進化に脅威を感じる意見が数多く見られます。日本でも、AIが現在の仕事を奪いかねないという意見もあるのですが概ねAIやロボットは擬人化されています。もしかすると、その理由はアトムやドラえもんなどアニメ文化に慣れ親しんでいる日本人と、ターミネーターやスカイネットが人間を支配するハリウッド文化の違いなのかもしれません。

(この続きは以下をご覧ください)
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