小中学生が思い描く「未来」とは?グランプリ作品は「ものまねロボット作ってみた」

アフレル

From: PR TIMES

2018-02-17 16:01

EV3ロボット動画コンテスト審査結果発表

株式会社アフレル(福井県福井市、代表取締役社長 小林靖英)は、小中学生を対象として実施した「EV3ロボット動画コンテスト2017」について審査結果を発表いたしました。子どもたちにものづくりの楽しさを実感し、創造力を活かしたロボット制作に取り組んでもらう機会として実施した本コンテストでは、ロボットの機構(動きの仕組み)を審査ポイントとしております。



【小中学生EV3ロボット動画コンテスト2017 】
  (リンク »)

今回のコンテストには、日常生活からヒントを得た楽しいロボットや災害救助に役立つロボットなど、小中学生のアイデアあふれる動画作品が集まりました。ここではグランプリを受賞した1作品、準グランプリを受賞した2作品をご紹介します。

【審査結果】

[画像1: (リンク ») ]


グランプリ
作品名「ものまねロボット作ってみた」


[画像2: (リンク ») ]


作者コメント


未来はロボットが人間の物まねをしたら面白いんじゃないかと思って、物まねロボットを作りました。人の腕の動きを、ロボットが受信して物まねしています。キャタピラの動きは、人がタッチセンサーを押しているのをロボットが受信して動いています。キャタピラの動きも物まねできるようにしたいです。人の動きを読み取るアームを作る事と、物まねをさせるプログラムを組む事が大変でした。


審査員コメント


(五十川 氏)人間にとって危険な場所で人間と同じように動いてくれるロボットはすぐにでも必要だね。ただ、このビデオは、遠隔ダンスや遠隔パフォーマンスといったもっと楽しい遊び方を提案してくれている。すばらしい。2台のEV3の通信、センサーの使い方など技術力も高い。後半、人間がロボットのものまねをしているように見えるところも楽しい。
(近藤 氏)コンセプトがとても面白いと思いました。インターネットに繋げば、遠い場所のロボットを自分と同じように動かすことができますね!テレイグジスタンスという研究が似ています。もっと凄いものを期待しています!
(軽部 氏)人間とロボットのうごきがシンクロしていてすばらしいと思いました。
物まねロボットは、面白いだけではなく、未来の社会の中で、もっとはばひろい分野で活やくしそうです。コントロール側のシステムも体にフィットできるようにくふうされているところもよいと思います。ぜひ、キャタピラのうごきも物まねできるように、さらにチャレンジしていってください。



[画像3: (リンク ») ]


準グランプリ
作品名「未来のピアニスト」


[画像4: (リンク ») ]

作者コメント


僕は、昨年クリスマス会が開かれるときに、ピアノとウクレレの演奏を友だちに聞かせたかったので、ピアニストロボットを作りました。工夫したところは、EV3を2台使ってたくさんのアームをつけたこと、また、きちんとピアノを弾けるようにアームを配置したこと、そして、ピアノから落ちないような形にしたことです。プログラムは演奏の部分によって強く押したり、長く押したりするように作りました。

審査員コメント


(近藤 氏)本当にしっかりとピアノを弾けていて、LEGOでこんなことができるのか!と技術力の高さにびっくりしました。そして、ロボットと合奏している動画、とても素晴らしいです。未来を見せてくれてありがとう!



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準グランプリ
作品名「授業のランキング付をするロボ」


[画像6: (リンク ») ]

作者コメント


これは授業のつまらなさを、生徒が寝た回数で判断するものである。つまらなさと関係なく起きてしまわないよう、うちわをつけて快適に授業が受けられるようにした。授業が面白ければ集中でき、つまらないと寝てしまう。ただ、これでは寝た後から面白い授業になっても分からない。そこで、センサーで寝たことを感知し、生徒を起こすようにした。寝た回数を記録し、ランキングを掲示する。そうすれば未来の授業は面白くなるはずだ!

審査員コメント


(五十川 氏)良い意味での「脱力感」が最高!。ロボットの存在意義そのものも「?」だし、作りも「けっこう雑」。それでいて心に残る素敵なロボットだ。そのまま、先生側の「生徒の居眠り回数をカウントして自動でたたき起こすロボット」に転用できるところもいいね。


【小中学生EV3ロボット動画コンテスト 概要】
小中学生のものづくりへの情熱を応援するコンテストです。教育版レゴ(R) マインドストーム(R) EV3を使用してロボットを作り、プログラムして作品を動かした様子を動画に撮影しご応募いただきました。応募作品は、「機構」、「アイデア」、「映像の魅力」の3点で審査いたしました。

【審査員】

[画像7: (リンク ») ]

五十川 芳仁(いそがわよしひと)
イソガワスタジオ株式会社 代表取締役
レゴブロック・テクニックマイスター。MCP(MINDSTORMS Community Partners)メンバー。動くレゴブロックを使ったモデルの制作、イベントやワークショップの企画運営などに携わる。「The LEGO MINDSTORMS EV3 Idea Book」(洋書)をはじめ著作多数。
WROやFLLなどロボットコンテストの審査員も務める。
YouTube作品ページ: (リンク »)


[画像8: (リンク ») ]


近藤 那央(こんどうなお)
TRYBOTS 代表
慶應義塾大学環境情報学部在学中、1995年生まれの21歳。
高校時代に同級生と結成した、ペンギン型水中ロボット研究開発チーム「TRYBOTS」(トライボッツ)のリーダーとして活動し、2013年に出場した水中ロボコンで優勝。その研究やロボット技術の普及活動が認められ、2017年には、若手女性科学者を奨励する「ロレアル – ユネスコ 女性科学者 日本特別賞」に輝いた。ロボットが生活にとけ込む未来をつくることを目指す、新世代の感性をもったロボットクリエイターとして注目されている。
[画像9: (リンク ») ]


軽部 禎文(かるべよしふみ)
株式会社アフレル 技術センター センター長
永和システムマネジメントにて業務システム開発、システムコンサルタントを担当した後、教育系事業部で「ロボット」に出会い、アフレル設立に参画。
現在は、子供から大人まで、いかに楽しく学んでもらえるか思案しながら、ロボットを使った中高校・大学向け教材の開発、さらにエンジニア向け研修の講師も務める。【「Kinect」×「Mindstorms NXT」 「ロボット」プログラミング】(工学社)はじめ、技術書籍や技術記事の執筆多数。WRO Japan審査員、研究員も務める。第9回フクオカRuby大賞部門賞・受賞。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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