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【オーバンヒルズ(米ミシガン州)2018年4月10日PR Newswire=共同通信JBN】
*インドに最新のSoftware Centerを開設し、米国、ポーランド、中国のグローバルソフトウエアチームを補完
Nexteer Automotive( (リンク ») )は、インドにSoftware Centerを開設し、同社の戦略的ソフトウエア投資とグローバルソフトウエアチームを拡大すると発表した。このSoftware Centerは、米国のサギノー、ポーランドのティヒ、中国の蘇州に点在し、1つのデジタルルーフの下で活動する同社のグローバルソフトウエアチームに加わる最新のものである。
サギノーにあるNexteerのGlobal Technical Centerはティヒと蘇州の地域Technical Centerと連携し、今後もアップストリーム・ソフトウエア開発とR&Dイノベーションに専念していく。同時に、インドに開設される最新のSoftware Centerはダウンストリーム・ソフトウエア製品および検証に専念し、品質と法規制への準拠を確立する。
Nexteer Automotiveの電子システム・ソフトウエア担当エグゼクティブディレクターであるジェフ・クリーガー氏は「Nexteerのソフトウエア・ビジネスモデルおよび強化されたグローバルチームの構成は、スピード、柔軟性、シームレスな車両統合を備える革新的なソフトウエア・ソリューションを当社が抱えるグローバルな自動車OEM顧客に提供することに基づいている。車両、特に安全にとって極めて重要なステアリングにソフトウエアが果たす役割は急激に進化している。複雑な課題を解決するためにNexteerのスマート・ソフトウエア・ソリューションに対する自動車OEMの必要性は急激に高まってきた」と語った。
▽Nexteerは高まるソフトウエア・トレンドを利用し、それに投資
Nexteerは同社のソフトウエアおよびエレクトロニクス開発能力を同社の主要な差別化要因とみなし、ソフトウエア専門知識に対する市場需要が拡大すると予測している。この結果、Nexteerは同社のSoftware Centerのためにインドに開設地を探し出し、今後数年間にわたりソフトウエア開発能力に投資を継続していく。
業界アナリストもこれに同意している。LAZARD Roland-Bergerの「Global Automotive Supplier Study 2018」( (リンク ») )は「エレクトロニクスおよびソフトウエアは将来の成長分野における主要な差別化要因である。ADASおよびAD自動車部品市場は着実に成長し、主にソフトウエア専門サプライヤーに収益プールの拡大をもたらす…ADASを組み込んだインテリジェント・システムは個別領域(例えばステアリング…)で成長性を提供する」と指摘。
プライスウォーターハウスクーパースの2018年レポート「Five Trends Transforming the Automotive Industry( (リンク ») )」は、ソフトウエア・アプリケーションに投資する企業は「大きな成長を遂げる」と強調し、これに同意している。
▽Nexteerのセーフティークリティカルなステアリングシステムでのソフトウエアの役割
Nexteerのソフトウエアは、Steer-by-Wire(SbW)( (リンク ») ) and Electric Power Steering Systems(EPS)( (リンク ») )などの製品で、サイバーセキュリティーを含めセーフティークリティカルな役割を果たしており、これらは高度安全機能および自動運転のための主要なゲートウエー・テクノロジーである。
クリーガー氏は以下のように語った。「これは安全と性能のすべてである。自動車関連テクノロジーが進化し、さまざまなレベルの高度安全機能と高度なレベルの自動運転( (リンク ») )を含んでおり、当社のステアリング・ソフトウエアは安全ネットが当社のSteer-by-WireおよびAdvanced Electric Power Steering Systemsで「常に作動」することを保証している。ハードウエア冗長性に加え、当社のソフトウエアは同時かつマルチパス・プロセッシングを実現するように設計され、このセーフティーネットを強化する」
「ソフトウエアはサイバーセキュリティーでも重要な役割を果たしている。われわれはサイバーセキュリティーが確立されたステアリングのために半導体レベルのハードウエアモジュールを設計しただけでなく、ステアリングシステムとその他のコントローラー間の情報およびコマンドフローを確認、認定するマルチレイヤーを装備するソフトウエア構成も設計した。車両がますます高度なエレクトロニクスを取り込み、自動運転、インタ―ネット接続、V2X通信を実現するに伴い、サイバーセキュリティーが確立されたNexteerのステアリング・テクノロジーはさらに重要なものになっている」
Nexteerが継続的にステアリングシステムに機能と高度安全機能を追加するに伴い、必要とされるコードの行数は急増している( (リンク ») )。NexteerのSbWで必要とされるコード行数は1430万、NexteerのEPSで必要とされるコード行数は430万である。これに対し、最初のスペースシャトルで必要とされたコード行数は40万だった。
▽NEXTEERについて
直観的な運動制御のリーダーであるNexteer Automotiveは、数十億ドル規模のステアリングおよび駆動システムに特化した世界的企業で、電気・油圧ステアリングシステム、ステアリングコラム、駆動系製品、先進運転支援システム(ADAS)、自動運転技術をOEMメーカーに提供している。従業員は1万3500人以上おり、世界主要地域の顧客50社以上に製品を納入している。同社には南北米州、欧州、アジアで戦略的に展開している製造工場が24、テクニカルセンターが3、カスタマーサービスセンターが14ある。Nexteer Automotiveの顧客にはBMW、フィアット・クライスラー、フォード、GM、PSAグループ、トヨタ自動車、フォルクスワーゲンのほかインド、中国の自動車メーカーが含まれる。www.nexteer.com
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*Nexteer Automotiveの電子システム・ソフトウエア担当エグゼクティブディレクターであるジェフ・クリーガー氏の顔写真をダウンロード( (リンク ») )
ソース:Nexteer Automotive
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