京都外国語大学、IR(Institutional Research)活動を支える 情報連携基盤をデータ連携ミドルウェア「DataSpider」で実現

~大幅な業務効率化、学内に散在する多種多様なデータの戦略的な活用を可能に~

株式会社セゾン情報システムズ

2018-05-11 11:30

株式会社セゾン情報システムズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:内田 和弘、以下、セゾン情報システムズ)は、学校法人 京都外国語大学(本部所在地:京都市右京区、以下、京都外国語大学)における、IR(Institutional Research)の取り組みを支える学内の情報連携基盤に、データ連携ミドルウェア「DataSpider Servista」が採用されましたことを発表いたします。
データ連携基盤を実現することで、IRの取り組みの課題となっていた学内各所からの情報収集の手間を大幅に削減、今後はIRだけでなく、様々なデータ利活用ニーズに、学内の担当者だけでスピーディに対応できる手段として、さらなる展開が期待されています。
また、本取り組みは「一般社団法人 日本データマネジメント・コンソーシアム」により、実際のビジネス現場で多大な成果を上げた取り組みとして「2018年度データマネジメント賞 アナリティクス賞」の表彰を受けました。

■IR(Institutional Research)の取り組みについて
IR(Institutional Research)とは1960年代に米国で始まった取り組みです。学内の諸活動に関連する様々な情報を収集して分析、大学の自己評価や意思決定に役立てる活動です。社会や経済が大きく変化する時代となり、大学にもより時代に合う取り組みが期待されるようになっています。さらには少子化など大学をめぐる状況が厳しくなる中、日本でもIRに取り組む必要性が広く認識されるようになりました。

■課題分析に必要となるデータ収集の問題点
京都外国語大学においても、IRの取り組みが進められてきましたが、分析作業に必要となるデータの収集を効率的に進められないことが課題としてありました。部署単位でシステム構築が独自に進められた結果、学内システムがサイロ化しており、データが必要になるその都度、各部署にデータ抽出の依頼を行う必要がありました。収集したデータはデータ形式が揃っていないため、前処理に時間がかかっていました。

■データ連携基盤の導入による解決
京都外国語大学では全学的なIT刷新計画、学園IT化マスタープランの取り組みが進められており、財務システムのオープン化、ワークフローシステム導入が行われていました。それに合わせてIRでのデータ収集の課題も解決することになりましたが、担当する施設管財課でのIT担当者はわずか数人、またIRでは多種多様なシステムからデータを取得する必要もありました。
関連システムのデータベースだけでも、Oracle DB、PostgreSQLやDB2、SQL Serverなどがあり、その他に定期的にCSVにて抽出してファイルサーバーから入手するなど、さまざまな種類のデータが集められていました。加えて、データ収集後に行われている前処理作業のコストと時間についても解決を要しました。

そこで、これら問題を解決する手段として、GUI操作で多様なデータやシステムと柔軟に連携できるデータ連携ミドルウェア「DataSpider Servista」が学内の情報連携基盤として採用されました。


■導入と導入後の効果について
IRに必要な15超のシステム連携を稼動からわずか1カ月というスピーディな構築に成功、DataSpiderは学内のデータ連携の中核として利用されるようになりました。
導入後は、分析作業について70%程度の業務時間短縮を実現するなど、大幅な業務効率化が実現されました。さらに、システムがデータ更新を自動的に検知、情報更新のタイミングで最新のデータを自動取得することも可能になりました。
連携基盤の導入により、各現場でのデータ活用が進むとともに、会議資料作成の負担軽減など、データ活用の効率化も進んでいます。さらにはIRの取り組みが進むことで、十分に活用されていなかったデータの「見える化」も進み、情報に対する学内の意識も変わりつつあります。

■「一般社団法人 日本データマネジメント・コンソーシアム」からの受賞
本取り組みは「一般社団法人 日本データマネジメント・コンソーシアム」により、「データ量が劇的に増加する中、業務システム、モバイル・センサーや Web アクセスログなどが生み出す膨大なデータを分析し、実際のビジネスの現場で活用することにより多大な成果を上げた取り組み」として、「2018年度データマネジメント賞 アナリティクス賞」の表彰を受けました。

【報道発表資料】 JDMC、2018年度データマネジメント賞が決定
(リンク »)

■「DataSpider Servista」について                      
(製品詳細URL: (リンク ») )
「DataSpider Servista」は、国内外3,000社以上(2017年3月末現在)に導入され、4年連続顧客満足度No.1(※)のデータ連携ソフトウェアです。洗練されたGUI開発環境を提供することで、コーディングを必要とせず、すばやく簡単に「つなぐ」ことができます。クラウドやオンプレミス、ERPシステム、データベース上の様々なタイプのデータを手軽に接続できるアダプタを介して、データ連携の自動化と業務の効率化を支援します。
(※2017年4月 日経BPコンサルティング調べ EAIソフトウェア)


■学校法人 京都外国語大学 について                 
本部所在地:〒615-0058 京都市右京区西院笠目町6
創設:1947年5月
代表者:森田 嘉一(理事長・総長)
URL: (リンク »)
創立者 森田一郎・倭文子によって京都外国語学校としてスタートし、2017年には学園創立70周年を迎える。「PAX MUNDI PER LINGUAS」(言語を通して世界の平和を)を建学の精神に、グローバルな結びつきのあり方を学ぶ実践的教育を柱に据えている。2018年には新たに国際貢献学部を新設するなど、グローバル社会で生きる力を育むべく、教育基盤の整備を積極的に行っている。


■株式会社セゾン情報システムズ について                 
本社:〒107-0052 東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR 19F
設立:1970年9月1日
代表者:内田 和弘(代表取締役社長)
資本金:13億67百万円
事業内容:Fintechプラットフォーム事業、流通ITサービス事業、HULFT事業
証券コード:9640 (東京証券取引所JASDAQスタンダード市場)
URL: (リンク »)


商標関連
・「DataSpider」および「DataSpider Servista」は株式会社アプレッソの商標です。
・その他の会社名、製品名、サービス名等は、各社の登録商標または商標です。

<報道関係者様からのお問い合わせ先>
株式会社セゾン情報システムズ
広報担当:豊田・横井
TEL: 03-6370-2930
E-mail:kikaku@saison.co.jp

<HULFTに関するお問い合わせ先>
株式会社セゾン情報システムズ
HULFT事業部マーケティング部:塚本
TEL: 050-3199-2668
E-mail:info@hulft.com

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