ESPGHAN年次総会:新たな研究が急性胃腸炎による子供の嘔吐の治療にショウガの効果を証明

ESPGHAN

From: 共同通信PRワイヤー

2018-05-14 11:06

ESPGHAN年次総会:新たな研究が急性胃腸炎による子供の嘔吐の治療にショウガの効果を証明

AsiaNet 73410

ジェノバ、2018年5月11日/ニュースワイヤー/ --

第51回ESPGHAN年次総会で、子供の急性胃腸炎による嘔吐の治療に対するショウガの効能・効果について、新たな研究の結果を研究者たちが発表しました。

すべての子供は生後3年以内に急性胃腸炎を罹患し、全世界では毎年30~50億の症例が報告されています。嘔吐は小児の3/4で報告されており、体液喪失や脱水症など、生命を脅かす可能性のある症状に苦しんでいます。欧州での死亡率は低いですが、胃腸炎は来院の主な目的の1つであり、経済的に大きな影響を及ぼします。年間来院数は8万7000件を超え、外来患者の来診数は約70万件にのぼります。世界的にみると、急性胃腸炎は子供の主な死因の1つであり、毎年134万人の子供が命を落としています。

Roberto Berni Canani博士と彼の研究者チームは、ショウガは嘔吐の期間と重症度の両方の軽減に効果があり、学校の欠席日数の減少につながることを証明し、この発見により入院数と両親の欠勤日数を減らせる可能性があると提案しています。

急性胃腸炎を罹患している1歳から10歳までの141人の子供を対象に、二重盲検法・ランダム化・プラセボ対照試験を実施し、症状の治療においてショウガとプラセボの効果を比較しました。結果から、嘔吐の発現数はショウガで治療した集団の方が約20%低く、少なくとも1日は学校を欠席した子供の数はショウガで治療した集団の方が約28%低くなりました。

過去の研究でショウガは、妊婦および化学療法を受けている成人患者の嘔吐治療に対する効果が発見されていましたが、これは、ショウガの効果について子供で試験を実施した初めての研究です。

Berni Canani博士は、「この研究結果は、急性胃腸炎の治療において今後の臨床治療と両親への助言に大きな影響を与え、欧州および世界中で子供の命を救える可能性もあると考えています。今後は、ショウガが急性胃腸炎の影響を受けない子供の嘔吐の治療にも効果があるかどうかに注目して研究していく必要があります。」と、述べています。


ソース: ESPGHAN



(日本語リリース:クライアント提供)


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