株式会社クラウドワークス
クラウドワークス、大和証券グループと資本業務提携
1.提携の経緯
当社は、創業以来、仕事依頼主と仕事を請け負う個人(クラウドワーカー)をインターネット上でマッチングし、仕事の受発注ができる日本最大級のクラウドソーシングプラットフォームを提供しており、2018年4月末時点でグループ累計190万人以上のクラウドワーカーを擁するサービスに成長しております。このような新しい働き方を選ぶ個人が社会的に増加していく中、会社員に比べ個人事業主は社会的信用が低く、既存の金融サービスでは資金調達の機会が得られにくく、安定した資産形成が困難な状況があります。また、正社員比率が50%に迫る中(※1)、正社員以外の個人の社会インラフはまだまだ未整備な状況であるといえます。これに対し、当社は2017年11月に公表した中期経営方針において、当社が運営するシェアリングエコノミーサービスを通した得た報酬の実績を個人の信用力として活用する、個人のための新たな金融インフラの構築を目指す「クラウド経済圏」の実現を成長戦略として掲げております。
*1.総務省統計局「労働力調査」(2018年2月)
一方、大和証券は2018年からスタートした新中期経営方針「“Passion for the Best” 2020」において、伝統的な証券ビジネスを核としながら、異業種含む外部企業との連携によるハイブリッド型総合証券としての「新たな価値」創出を目指しています。2018年4月には、FinTechをはじめとする最先端のテクノロジーを活用した次世代金融サービスを創出、展開していくための戦略子会社としてFintertech株式会社を新たに設立するなど、デジタル・ネイティブ世代のお客様への対応を、グループを挙げて強化しています。さらに、同社グループでは2007年から「19時前退社」の励行、女性が働きやすい制度の拡充など、「働き方改革」を世に先駆けて実施し、時代をリードしてきました。
今回、当社と大和証券は、大和証券グループの持つ金融商品の開発、販売ノウハウを生かし、当社の保有する個人ユーザー基盤に向けた資産運用・資産形成を支える商品作りや、個人の仕事実績を個人の信用力として活かした新たな資金調達手段の研究・開発における連携の実現に向け、当社が実施する第三者割当増資の一部を大和証券が引き受け、資本業務提携を締結するに至りました。
当社はこの資本業務提携をさらなる成長の糧とし、中期経営方針の実現に向け事業推進の速度を上げてまいります。
2.今後の予定
5月14日(月) 関連諸契約の締結
6月5日(火) 第三者割当増資の払込
※今後の関係者との協議により変更される場合があります。
3.クラウドワークスについて
クラウドワークスは「“働く”を通して人々に笑顔を」をミッション、「働き方革命~世界で最もたくさんの人に報酬を届ける会社になる」をビジョンとし、日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス( (リンク ») )」をはじめとした個人に報酬を届ける事業を展開しています。2018年4月現在、提供サービスのユーザーは193万人、クライアント数は24万社に達し、内閣府・経産省・外務省など政府12府省を筆頭に、80以上の自治体、行政関連団体にも利用されています。2014年12月 東証マザーズ上場【証券コード3900】。日経ビジネス「日本を救う次世代ベンチャー100」選出、2015年には経済産業省 第1回「日本ベンチャー大賞」ワークスタイル革新賞(審査委員会特別賞)受賞、2015年度グッドデザイン・未来づくりデザイン賞 受賞。
会社名:株式会社クラウドワークス
所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー6階
設 立:2011年11月11日
事 業:日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」をはじめとした
インターネットサービスの運営
資本金:17億6,723万円(資本準備金17億2,523万円)※2017年9月時点
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