神田外語大学日本研究所と公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団が共催で、6月20日にワークショップ「次世代に伝統文化を引き継ぐための方法論~伝統文化の利活用を考える~」を開催する

神田外語大学

From: Digital PR Platform

2018-06-04 02:05




神田外語大学日本研究所(千葉市美浜区/所長:土田宏成)、公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団(東京都品川区/理事長:小西尚子)(以下:ポーラ財団)、株式会社ヒストリーデザイン(東京都中野区/代表:久保健治)は、6月20日(水)に学生によるワークショップ「次世代に伝統文化を引き継ぐための方法論~伝統文化の利活用を考える~」を開催する。これは、同大非常勤講師でヒストリーデザインの代表でもある久保健治講師が行う授業に、ポーラ財団の制作した日本の伝統文化・芸能に関するノンフィクション映画を活用し、学生たちに日本の伝統文化を地域の活性化にどの様に繋げていけるかを提案してもらうというもの。同氏の授業履修者以外にも、興味がある同大学生であれば誰でも参加が可能。




 神田外語大学日本研究所は、日本研究の重要性をふまえ、1992年に設立。日本の文化や社会、歴史、思想、美術などを専門とする本学の日本人・外国人教員の多様性を活かし、各種のテーマを設定して共同研究や講演会などを行なっている。学生が日本に対する理解を深められるようにすることを目指している。

 同大、ポーラ財団および(株)ヒストリーデザインは、日本の伝統文化を次世代に残していくためには、それを守ることと利活用のバランスを考える時代に入ってきたと認識している。伝統文化というものは、地域経済の活性化に利用される際、場合によっては、正しく伝承されなかったりするなどして、伝統が損なわれてしまう可能性がある。

(株)ヒストリーデザインの代表で同大講師の久保健治は、伝統文化の価値を守りながら、経済的価値へと転換することで持続可能な保存を可能にするというコンサルティング・メソッドを自社で展開。近年継続していくことに様々な問題を抱えている日本の伝統文化を将来にわたって持続可能にするためには、守るべき伝統を維持しつつ、いかに「商品化」していくのかを検討する必要がある。その課題を同大の学生たちと共に考えるべく、ポーラ財団の協力のもとワークショップを実施するに至った。

 今後、同大、ポーラ財団、(株)ヒストリーデザインは、世界に関心のある同大学生や留学生が伝統文化に触れる機会を増やし、公益性を担保しながら利活用を進めていくにはどうすれば良いかを継続的に取り上げ、考えていく。単に外国人に日本文化を「売る」のではなく、日本の歴史や伝統を深く理解した上で世界にその魅力を発信し、社会的価値を創造できる人材育成を目指していく予定。

概要は下記の通り。

◆次世代に伝統文化を引き継ぐための方法論~伝統文化の利活用を考える~
【日 時】 6月20日(水)14:50~18:00
【場 所】 神田外語大学2号館2階 2-201教室
【講 師】 小岩秀太朗(全日本郷土芸能協会事務局長)、土田宏成(神田外語大学日本研究所長)
【進 行】 久保健治(神田外語大学非常勤講師・株式会社ヒストリーデザイン代表)
【対 象】 神田外語大学学生・留学生
【使用教材】「岩手県 鬼剣舞」の記録映画
【内 容】
 1.記録映画「みちのくの鬼たちー鬼剣舞の里」を視聴
2.学生による観光商品化するためのアイデアを出すワークショップを実施
(グッズ開発、ツアー造成等)
3.発表
4.発表に対して講師よりコメント
5.ファシリテーターを交えて、利活用に関する課題と展開についてディスカッション

◆公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団
(リンク »)

※本リリースは、千葉県政記者クラブ、千葉民放記者クラブ、千葉市政記者会にも配布されています。




▼本件に関する問い合わせ先
学校法人佐野学園 法人本部広報部
関根勇人
住所:東京都千代田区内神田2-13-13
TEL:03-3258-5837
FAX:03-5298-4123
メール:media@kandagaigo.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター (リンク »)
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