株式会社レノバ
福岡県苅田(かんだ)バイオマス事業 プロジェクトファイナンス組成
~木質バイオマス専焼で国内最大クラスの約75MW発電事業~
株式会社レノバ(東京都千代田区、代表取締役社長 CEO 木南陽介、以下レノバ)は、共同事業者である、住友林業株式会社(東京都千代田区、代表取締役 執行役員社長 市川晃、以下住友林業)、ヴェオリア・ジャパン株式会社(東京都港区、代表取締役社長 野田由美子、以下ヴェオリア)、九電みらいエナジー株式会社(福岡県福岡市、代表取締役社長 穐山泰冶、以下九電みらいエナジー)、三原グループ株式会社(福岡県京都郡(みやこぐん)苅田町(かんだまち)、代表取締役社長 三原茂、以下三原グループ)と共に準備を進めていた、苅田バイオマス事業(福岡県京都郡苅田町 2021年6月運転開始予定)において、6月22日にプロジェクトファイナンスを組成しました。
本事業は、100%木質バイオマスを燃料とした出力規模約75MWの発電事業であり、同種の発電所としては、日本国内でも最大クラスです。レノバは、同規模のバイオマス発電事業を他の地域でも推進中です。
【画像: (リンク ») 】
<苅田バイオマス イメージ図>
このたび組成されたプロジェクトファイナンスは、株式会社三井住友銀行を主幹事とし、融資シンジケート団には、地元企業である株式会社福岡銀行、福岡ひびき信用金庫を始め、株式会社佐賀銀行、株式会社第四銀行、株式会社中国銀行の計5行、ならびに第一生命保険株式会社、大同生命保険株式会社、日本生命保険相互会社および明治安田生命保険相互会社に参加いただいております。また、メザニンレンダーとしてJA三井リース株式会社、及び三井住友ファイナンス&リース株式会社に劣後ローンを提供いただいております。
本事業においてレノバは、リードスポンサーとして事業開発の推進を担います。また、住友林業グループは、国内未利用材やパーム椰子殻(PKS)の供給を、ヴェオリアグループは発電所の運営を担当します。今後は、レノバ、住友林業、ヴェオリア、九電みらいエナジー、三原グループが出資する「苅田バイオマスエナジー株式会社」(福岡県京都郡苅田町)が事業者となり、2021年の運転開始を目指し、地域経済の発展へ貢献してまいります。
<苅田バイオマス事業 概要>
発電所名: 苅田バイオマス発電所
事業主体: 苅田バイオマスエナジー株式会社
所在地: 福岡県京都郡苅田町鳥越町13番5
出資会社: 株式会社レノバ(43.1%)、住友林業株式会社(41.5%)、
ヴェオリア・ジャパン株式会社(10%)、
九電みらいエナジー株式会社(5%)、三原グループ株式会社(0.4%)
出力規模: 約75MW
想定年間発電量: 約50,000万kWh(一般家庭約168,000世帯の年間使用電力量に相当)
売電単価: 24円/kWh(一部32円/kWh)
燃料 : 木質ペレット、パーム椰子殻(PKS)、国内未利用材
着工予定: 2018年11月
運転開始予定: 2021年6月
※上記事業の概要は本件発表時点での計画であり、今後変更となることがあります。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。