大阪駅北側の貨物駅跡地の約17ヘクタールを再開発する事業が進んでおり、「うめきた2期区域」として、緑豊かな空間を確保するとともに、世界をリードする「ライフデザインイノベーション」の拠点形成に向けたプロジェクトが進められています。
その中で、うめらくが提唱する“人と自然の共生「BIOPHILIC DESIGN」”をテーマに、うめきた初で生まれたクラフトビールの材料であるホップの栽培を軸に、食の安全や防災を加味したコミュニティ創りなどで行う地域経済の活性化につながるプロジェクトに、この度ND社のSoBiC(ソビック)が色々な形で導入・設置される事となりました。
SoBiCとは、Solar Pneumatic Bio Cycle(ソーラー・ニューマチック・バイオサイクル)の略で、電気も機械も使わず、太陽の日射熱で自律稼働するので、陽の当たる場所さえあれば誰でもどこでも簡単に野菜や穀物など様々な作物をほぼ全自動で栽培できる世界初の非常にユニークなシステムです。
このシステムを利用する事で、農地も設備も不要で、簡単に設置するだけで様々な野菜などの作物が、毎日の水やりの必要がなく、面倒な追肥や、雑草取りの手間もなく、ほぼ完全な自然作物が簡単に収穫できる事から、うめらくのコンセプトと完全に合致したものとなり、ホップ栽培の一部に導入をはじめとして、その他、通路脇などのスペースにトマトやトウモロコシなど様々な野菜栽培用のユニットの設置を決めました。
ここで獲れた作物は同エリア内にある、自然エネルギーを活用した快適空間「みんなのこかげ防災パーゴラ」(事業主、株式会社高橋電気商会)で行う、食育イベントにも役立てるとしています。
ND社としては、今回の取り組みにおいて、大阪だけではなく、日本全体としての大きな問題である環境問題や食の安全、防災、少子高齢化による福祉負担の増大や経済成長の限界などの深刻な諸問題の解決につながる要素を多く含んでおり、豊かな持続可能社会の創造へのサンプルモデルの構築を目指します。
特に、食糧自給率の低下や、水不足・食糧不足が世界的に懸念されている中で、電力も設備も技術も手間もなく、安全な食糧が簡単に作れるモデルの実施は、社会的に大きな注目を浴びる事となり、現在注目されている6次産業の活性化や都市農業の繁栄にもなると期待しています。
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一般社団法人うめらく (うめきた2期区域暫定利用事業者)
大阪うめきた まち資源のハートポンプとなり、「地縁」のチカラでまちを変える、活きる・活かすコミュニティづくりをテーマに、インターコミュニティ事業(コミュニティの集合体)を行い、持続可能な地域社会づくりに努めています。
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株式会社高橋電気商会(うめきた2期区域暫定利用事業者)
地域防災やコミュニティ形成の拠点として、また夏の熱中症対策のクールスポットとして、地中熱利用換気システム等の自然エネルギーを活用した防災パーゴラ「みんなのこかげ」プロジェクトを主導するなど、防災と地域のつながりを生む仕組みの普及を進めています。
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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