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監修:花王株式会社 パーソナルヘルスケア研究所 歯学博士 矢納義高
「ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao」は、公式サイト『ウェルラボ』( (リンク ») )にて、新たなコンテンツを発表しています。以下にご紹介いたします。
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日常的に発生する(生理的)口臭の正体は、口の中にすむ細菌がつくり出すにおい物質。それを減らすには細菌を退治するのがいちばん! でも、時間帯によってはさまざまな原因で細菌が増えてしまい、口臭が強くなることも……。そこで今回は、口の中の細菌を減らす時間帯別の方法を、クイズ形式でご紹介します。
Q1:朝・昼・晩のうち、口臭がいちばん強くなるのは朝?
A1:◯
実は、1日のうちで口の中がいちばんよごれているのが朝。就寝中は唾液がほとんど分泌されないため、口の中の細菌が増えやすく、細菌がつくり出すにおい物質でいっぱいに。このにおい物質こそが、口臭の正体なのです!
細菌が最も多いのは「舌の上」。朝の口臭対策には舌のケアを積極的に取り入れましょう。おすすめは、泡タイプのハミガキによるケア。泡を舌に直のせして、クチュクチュして口全体にいきわたらせた後、通常の歯磨きを行います。泡にはよごれを吸着しやすい性質があり、泡がきめ細かいほど泡に多くの菌を吸着させることができます。口臭のもととなる舌の上の細菌をしっかり落として、1日を快適に過ごしましょう。
ちなみに、「朝はコーヒーや紅茶、エナジードリンクなどを飲んでシャキッとしたい!」という人も多いはず。でも、こうした飲み物に含まれるカフェインは、交感神経を刺激する作用があり、身体や気分を目覚めさせるとともに、唾液分泌量を減らしてしまう可能性も。口臭が気になるなら、カフェインを含む飲み物の取り過ぎに注意しましょう。
Q2:ランチ後の口臭対策。歯磨きしなくてもガムをかめばOK?
A2:×
口の中にすむ細菌は、食べかすなどをエサにしてにおい物質を作り出します。細菌のエサを残さないためにも、しっかり歯磨きして食べかすを除去しましょう。
また、日中に緊張や疲れを感じているときは、唾液分泌量が減って口臭が強くなっていることがあります。そんなときはガムをかんだり、唾液腺のマッサージをしたりして、唾液の分泌をうながすとよいでしょう。
<唾液腺マッサージの方法はこちらをチェック!>
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Q3:寝る前に夜食をとると口臭が出やすくなる?
A3:◯
就寝中は唾液の分泌がほぼストップしてしまうため、食べてすぐに寝ると、食べかすがエサとなって口の中の細菌がますます増えやすい環境に。口臭だけでなく、むし歯や歯周病の原因にも。
そうならないために、おやすみ前の飲食は控え、就寝前にしっかりと歯磨きをしましょう。
ストレスや疲れなどの自律神経の乱れは、唾液の分泌量低下にもつながります。
ストレスや疲れを溜めないためにも、お風呂にゆっくりつかるなどしてリラックスすることが大切です。リラックスすれば、副交感神経が優位になり、唾液の分泌量の回復にもつながります。
写真:PIXTA
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<本件に関するお問い合わせ先>
ウーマンウェルネス研究会 事務局
TEL:03-4570-3167 FAX:03-4580-9155 Email:info@well-lab.jp
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。