このような事態を避けるためには、発生の可能性があるリスクをあらかじめ想定し、RPAの導入や維持管理にあたって必要となるルールの策定など、事前の対策を実施しておくことが、有効な管理手段となります。
NRIセキュアでは、これまでRPAの分野において培ってきたセキュリティ対策ノウハウを、「RPAリスク管理ツール」として体系化しました。本ツールは、コンサルティングサービスの一環として提供しますが、その内容としては、RPAリスクの解説資料やRPAの社内管理ルールの雛型、ロボット管理台帳やロボットごとのリスクチェックシートなどの書式集のほか、本ツールの利用マニュアルから構成されています。これらを活用することで、本ツールの導入企業は、RPAのリスク管理に必要な社内の規程類や管理体制を容易に整備できます。
また本ツールは、キューアンドエーワークス株式会社が提供する、RPA導入支援サービス「RoboRoid®(ロボロイド)」※2に組み込んで、リスク管理機能を果たす新サービスとして、提供される予定です。
用語解説
※1 RPA(Robotic Process Automation):
コンピューター内で稼働するソフトウェア(ロボット)が、人間に代わってPCのデスクトップ上で操作を自動的に行うことにより、主にホワイトカラー業務の効率化を図る取り組みを指す。
※2 RoboRoid®(ロボロイド):
詳細は、次のサービス紹介サイトをご参照ください。 (リンク »)
「RoboRoid®」はキューアンドエーワークス株式会社の登録商標です。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。