オーティコン補聴器、基本機能を充実させた「Oticon Siya」発売

先進チップべロックスチップを搭載した、Oticon Siyaは耳かけ型4種類（ミニRITE、ミニRITE-T、耳かけ型、耳かけ型プラスパワー）と耳あな型5種類（IIC、CIC、カナル、ハーフ、フル）で展開。エッセンシャルカテゴリーでオーティコン史上最高の音質を実現しています。Siya耳かけ型スタイルは10月11日（木）より、Siya耳あな型スタイルは2018年10月30日(火)より、全国のオーティコン補聴器取り扱い専門店、眼鏡店、百貨店にて販売を開始します。

110余年の歴史を持つ補聴器メーカー、オーティコン補聴器（本社：神奈川県川崎市、プレジデント：木下 聡）はエッセンシャルカテゴリー＊１に、べロックスチップ搭載の補聴器、Oticon Siya（オーティコン シヤ、以下Siya）が新たに登場したことを発表しました。Siyaは補聴器業界における同カテゴリーにおける製品としては初となる2.4GHz低エネルギー消費方式のBluetoothを搭載し、ステレオサウンドでのワイヤレス外部機器接続を可能とする製品です。補聴器の大命題である優れた音質に加え、幅広い充実したスタイルと機能面の充実が特徴です。Siyaシリーズは耳かけ型4種類（ミニRITE、ミニRITE-T、耳かけ型、耳かけ型プラスパワー）と耳あな型5種類（IIC、CIC、カナル、ハーフ、フル）で展開します。
耳の後ろにかけるSiya耳かけ型スタイルは10月11日（木）より、各ユーザーの耳に合わせて作成するSiya耳あな型スタイルは2018年10月30日(火)より、全国のオーティコン補聴器取り扱い専門店、眼鏡店、百貨店にて販売を開始します。

オーティコンでは人は音を耳から捉え、その音の意味を理解するのは脳であるとして、脳から聞こえを考えるアプローチであるブレインヒアリング(BrainHearing™)に基づき製品開発を行っています。オーティコン独自の次世代の高速ネットワークオンチップ（NoC）Velox（べロックス）チップを基盤にしたSiyaは前世代*2より50倍処理能力を高めたハイレゾリューションでの音声処理機能を可能にし、さらに高速の音声圧縮と増幅を提供します。ベロックスチップのパワーによって、指向性に基づく技術をまったく新しいレベルの性能に引き上げる優れた信号処理が可能になっています。Siyaはオーティコンのエッセンシャルカテゴリー史上最高レベルの音質を実現しており、その代表的な補聴器機能は以下のとおりです。

●環境適応型マルチバンド指向性LX:　周囲の音環境の変化に合わせ素早くしかも滑らかに様々な環境の変化へ正確に適応します。処理能力の速さを生かし騒音を強力に抑制し常に快適な聴取体験を届けます。
●ウインドノイズマネジメント LX:ゴルフなどのスポーツ時や風が吹く日の補聴器の聞こえで気になるのが風切り音、風音を抑えて会話を守ります。（一部機種を除く）
●ハウリングシールドLX: 帽子をかぶる際などに気になるキーンという音も素早く、効果的に抑制します。


今回のべロックスチップ搭載シリーズのスタイル拡充に際し、オーティコン補聴器プレジデントの木下 聡は次のように述べています。「エッセンシャルカテゴリーにべロックスチップを搭載したSiyaシリーズを市場にお届けできることを非常に嬉しく思います。Siyaはお求めやすい価格帯であるものの機能が限られてしまう、という従来のエッセンシャルカテゴリーの製品イメージを一気に覆す製品です。自社開発によるべロックスチップは、毎秒12億回の演算処理を可能にするパワーを秘めており、コストパフォーマンスを訴求したSiyaにおいても、べロックスチップを採用し難聴に悩むユーザーの方々に向けた種々のハイエンド機能を積極的に提供しています」

さらに木下は次のように続けています。「これまでスマートフォンとの2.4GHz Bluetooth低省力型のストリーミングなどはいわばプレミアムな機能とされてきました。一方で現在、世代を超えて多くの方々がスマートフォンやiPhone®をお持ちであり、電話以外の機能を日常でお使いの方が増えています。そのような背景のもとエッセンシャルカテゴリーのSiyaにおいても外部機器接続やステレオサウンドでのストリーミングなどを実現すべきとして機能面の充実を図っています。Siyaの豊かな聞こえと共に外部機器接続なども活用いただくことは、補聴器のメリットを更に感じていただくうえで重要な要素と考えています。弊社の企業理念である聞こえに悩む人々のことを第一に考える、People first（ピープル・ファースト）の考え方のもと、一人でも多くのユーザーの皆様の聞こえをサポートし力づけることができれば幸いです」


Siyaはオーティコンが2016年に発表した、世界で初めてインターネットにつながる補聴器、Opn同様以下のようなデジタル機器とのワイヤレス通信が可能です。


●Made for iPhone®補聴器：iPhone®との直接接続ができ、補聴器が両耳でワイヤレスヘッドセットとして機能。また　iPhone®を補聴器のリモコンとして利用いただくことも可能。
●IFTTT：イフトとは、“If This Then That”の略。IFTTTのWEBサービスに参加している製品やサービス同士をユーザー自身が選択・連結させて活用するというサービス。例えば、自宅のセキュリティシステムのオン・オフ時に補聴器で通知を受ける、などが一例。
●べロックス製品専用アプリ、Oticon ON (iPhone®版、Android®版）: Onアプリによる音量調節、プログラム切り替えなどのリモコン機能に加え、「補聴器を探す」機能、電池残量通知などの機能を利用可能。今秋、iPhone®対応のONアプリに新たに聞こえとウェルネスに注目した新メニュー「ヒアリングフィットネス（HearingFitness）」機能をスタート。

■製品のご紹介

製品シリーズ　<製品名> Oticon Siyaシリーズ　<Siya1>
スタイル
耳かけ型：ミニRITE、ミニRITE-T、耳かけ型、耳かけ型プラスパワー
耳あな型：IIC、CIC、カナル、ハーフ、フル
価格 オープン価格　（補聴器本体は非課税です）
適合範囲 軽度～重度難聴　（スタイルにより異なる/製品カタログを参照のこと）
使用電池(空気電池)
■IIC/CIC：10A電池　■ミニRITE/ミニRITE-T /カナル:312電池 ■ハーフ/フル：312/13電池　
■耳かけ型/耳かけ型プラスパワー：13電池
カラー
耳かけ型（Siya1）：計5色（ベージュ、コッパー・ブラウン、ダイアモンド・ブラック、
ダーク・グレー、ライト・グレー）
耳あな型：フェースプレート/　計2色　ベージュ、ブラック（IICのみ）
　　　　　シェルカラー/ 計4色　ベージュ（基本）、ブルー、レッド、クリア＊3
国内保証＊4 Siya1：購入日より2年間
国際保証/お買い上げ保険特約 　　Siya1: 購入日より1年間
発売日
耳かけ型：2018年10月11日　(木)　出荷開始
耳あな型：2018年10月30日 （火） 出荷開始予定

▼本プレスリリースサイト
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▼「Oticon　Siya」製品サイト
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▼オーティコン補聴器取扱店について
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▼オーティコン補聴器製品に関する資料請求・お問い合わせ
フリーダイヤル:0120-113321　営業時間9：30～17：30（土、日、祝日を除く）
◆その他、詳細は当社ホームページ (リンク ») をご覧ください。

※1 　 プレミアムからスタンダード（Opn1、2、３）のカテゴリーに続くお求めやすさに特化した価格帯製品
※2 　当社イニュウムセンスプラットフォームとの比較
※3　　カラー選択オプション可：カラー選択時は左がブルー、右がレッドとなります。
※4　　お買い上げ日から保証期間内に通常のご使用で生じた自然故障に関し、無料修理を保証します。

■オーティコン補聴器について
補聴器におけるパイオニアであるオーティコン社（Oticon A/S）は、ハンス・デマントにより1904 年にデンマークで創設されました。オーティコンは世界で唯一の慈善財団が所有する補聴器メーカーであり、ウィリアム・デマント・ホールディング社の傘下にあります。その日本法人としてオーティコン補聴器は1973年より日本市場における製品の製造・販売を行っています（ (リンク ») ）。オーティコンの企業理念「ピープル・ファースト」とは、「聞こえに悩む人々を第一に考え、彼らが自由に伝えあい、自然にふるまい、そして活動的に生活できるように力づける」という信念に基づきます。オーティコンは先進のノンリニア補聴器、フルデジタル補聴器および人工知能補聴器を開発し、業界のパイオニアとして革新的な技術を難聴者とともに開拓してきました。1977年には先進技術とオージオロジー（聴覚学）を研究するエリクスホルム研究所（デンマーク）を設立、世界中から参集した様々な分野の科学者と1,000人以上のテストユーザーと共に、将来の補聴器開発に取り組んでいます。オーティコンは世界各国で補聴器をはじめ、聴覚関連機器、医療機器の製造・販売を行っています。　

【本件に関するお問い合わせ先】
オーティコン補聴器 （PR:木下、プロダクトマーケティング：渋谷、箕輪）
TEL：044-543-0615　FAX：044-543-0616　E-mail：info@oticon.co.jp

このプレスリリースの付帯情報

Oticon Siya