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【成都(中国)2018年12月24日新華社=共同通信JBN】「カーニバル」と言われたときに思い浮かぶのはなんだろう。ブラジルのフロートパレード、キューバの情熱的なダンス、あるいはスペインのトマト祭りかもしれない。中国南西部の都市・成都では、その答えは「食品」である。
15th International Food Festival of Chengdu(第15回成都国際美食フェスティバル)と2018 Hotpot Culture Month of Chengdu-City of Gastronomy(2018年美食都市成都火鍋文化月間)が12月18日に中国の成都で開幕した。この食のカーニバルは2019年1月10日に閉幕する予定。International Food Festival of Chengduは現地の食品文化の重要なフェスティバルである。これまでに現地の料理環境を支えて成長するための14のセッションが開催されている。この年次イベントにより、成都は食を楽しむのに理想的な場所になっている。
注目を集める食のフェスティバルブランドとして、今年のセッションのテーマは「Food Culture-Inheritance, Innovation, inclusiveness, Openness」(食文化の継承、イノベーション、包括性、開放性)である。世界の飲食産業の発展トレンドに重点を置き、このフェスティバルの目的は成都を国際的な食品産業の先導者、目に明らかな料理の都として具現化し、世界クラスの食品産業エコシステムを構築することである。
世界に名高い四川料理は中国「8大料理」の首位に位置付けられている。成都は四川料理が生まれ、発展した場所である。2010年の初頭、当時としてはアジアの都市で初めて、国連教育科学文化機関(UNESCO)から「City of Gastronomy」(美食の都市)として評価された。
現在、成都には10万以上の飲食店があり、飲食に関連する従業員の数は60万人である。成都は昨年、飲食産業で794億元の売上高を達成した。これは広州に次いで第2位の成績である。
強力な産業基盤と明らかな比較優位性を持つ成都は四川料理産業の発展の時間と場所の両方において、もって生まれた条件を備えている。2015年、中華人民共和国商務部は飲食産業の変革的発展を促進する環境を最適化することに向け、成都をパイロット都市に認定した。それ以来、成都の四川料理産業は急速な発展への旅路にある。
近年、成都は四川料理の「5つの有名(有名な食品、有名なレストラン、有名なシェフ、有名なフェスティバル(会合)、有名な通り(地区)」のブランド体制を構築する上で、四川料理を代表する店を評価するといったプロジェクトを立ち上げた。そのプロジェクトでは「時が称えるブランド」のレストランの保護と継承、四川料理の国際化、「成都四川料理海外促進センター」の設立、「Internet Plus cuisine」(インターネット・プラス料理)の開発を加速する。成都は「成都四川料理海外促進センター」を海外に設立し、もともとは成都の路上で展開されていた成都の料理を秩序立てて産業発展の道筋に乗せる。
成都市商務委員会当局者のチェン・シァンビン氏は「四川料理は産業化とともに四川と中国から外に出ることが必要な段階に入ったと思う。外に出る過程において産業化されることが必要だ」と述べた。
市場は産業への最良の目撃者である。今日、四川料理はもはや成都の人々の食卓にあるごちそうというだけでなく、成都の飲食ブランドの非常に多くが海外に行き、海外にその味を提供している。Haidilao Hot Pot、Old House、Chengdu Impression、Sichuan Folkといった成都の有名飲食企業は海外に何百ものチェーンストアを開店している。
Chinese Cuisine Association(中華料理協会)と環球時報が2017年にまとめたSurvey on Overseas Recognition of Chinese Cuisine(中華料理の海外評価調査)によると、四川料理は海外の消費者に最も人気のある中華料理の1つである。国際市場で評価され、四川料理の起源としての任務と世界の「美食の都市」としての責任を持つ。こうしたことの全ては、世界に出ることを追求する成都の飲食産業には明るい未来があることを意味している。
China Cuisine Associationのビァン・ジァン副会長は「われわれは、すべての国の人々の間のコミュニケーション、理解、友好を促進する上で、食文化がそれを可能にする役割を果たせることを目撃している。四川料理が海外で拡大するよう、より多くの努力を払うことが重要だ」と述べた。
同副会長はまた四川料理の国際的な発展は、四川料理の伝統文化の促進に重点を置きながら継続的に深められるべきと考えている。これは四川料理の国際的なブランドを構築し、他言語により四川料理についての物語を十分に伝え、政府による調整や四川料理産業の相互的なつながりの促進を通してなされるべきであるとし、「海外の人々の四川料理への認知、受け入れ、愛を出発点ならびに目的として文化の伝わり方を調整し、紹介方法を改善し、国際的な要素を加味するような形で取り組むべきである」と述べた。
「国際化」の背後に成都の食品の伝統・要素の継承とイノベーションがある。「辛い味は感覚を麻痺させながら、その芸術を反映すべきである」。成都の四川料理名人のラン・グイジュン氏は、より「良い」四川料理を作るには、「ルーツ」にこだわりながら継承に基づいたイノベーションを実現することであると強調した。
現在、美食の都市としての名声と影響力、産業開発のアイデアと方法により、国際的な見方と経済的な考え方を開くという観点から、食は成都に前例のない機会をもたらしている。
美食フェスティバルにはPork Lungs in Chili Sauce、Spicy Hot Pot、Hot Chuanといった全世界のグルメから高く称賛されている、成都特有の幅広い料理があった。成都の食品は、同市の明確なシンボルの1つになっている。
成都にとって美食フェスティバルの背後にあるのは食欲の満足感だけでなく、世界に出る成都食品産業の自信と決意である。
ソース:The Organizing Committee of the 15th International Food Festival of Chengdu
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