中央大学が文部科学省私立大学研究ブランディング事業 比較法文化プロジェクト公開シンポジウム「グローバル経済の奔流に対する新たな紛争解決と法曹養成」を開催

中央大学

From: Digital PR Platform

2019-02-20 14:05




中央大学では3月9日(土)9:50~16:20、中央大学市ヶ谷キャンパスにて、文部科学省私立大学研究ブランディング事業として実施している「比較法文化プロジェクト(通称)」(以下、本プロジェクト)と中央大学法科大学院の共催により、「グローバル経済の奔流に対する新たな紛争解決と法曹養成」と題したシンポジウムを開催します。




 近年の急激かつ広範な経済のグローバル化により、ほとんどの国は、法律実務と法曹養成の両面において大きな影響を受けています。とくに、国際的かつ複雑な紛争解決の制度改革と、新たに求められる資質を有する法曹養成のための改革が急務となっています。
 今回のシンポジウムでは、日本・香港・シンガポール・韓国の第一線の研究者・実務家が集まり、新たな展開を示しつつある紛争解決制度と法曹養成のための改革に焦点を当て、各国の事例や知見を比較検討し、その在り方について考えます。
 どなたでもご参加いただけ、シンポジウムへの参加は無料です(要事前申し込み)。


■比較法文化プロジェクト公開シンポジウム 概要
【開催日時】2019年3月9日(土)9:50~16:20
【開催場所】中央大学市ヶ谷キャンパス2号館9階模擬法廷室(都営新宿線曙橋駅A3出口より徒歩3分)
【概要】※日英同時通訳あり
午前の部
9:50~10:00 開会挨拶 福原 紀彦(中央大学学長)
10:00~10:40 「国際的紛争解決の変容について」Anselomo Reyes(シンガポール国際商事裁判所判事・香港大学客員教授)
11:00~11:30 「わが国における新たな紛争解決制度構築の試み」阿部 道明(中央大学教授)
11:30~11:50 「わが国における国際仲裁活性化に向けた取組」鈴木 優(法務省訟務局国際裁判支援対策室)
11:50~12:20 各講演に対するコメント Tiong Min YEO(シンガポール経営大学教授)
                    Chen Lei(香港城市大学教授)
午後の部
13:30~14:00 「新たなミドル・テンプル(ロンドン)プログラム」小木曽 綾(中央大学法務研究科長)
14:10~14:40 「国際紛争解決のための新たなコース」坂本 力也(日本大学教授)
14:50~15:20 「リーガル・サービスの市場商品化と法曹養成」Hang Wu Tang(シンガポール経営大学教授)
                              Tiong Min YEO(シンガポール経営大学教授)
15:30~16:00 「21世紀の法曹養成:韓国の視点」Kwang Jun Tsche(慶熙大学教授)
16:10~16:20 「国際的な紛争解決と比較法研究の意義」伊藤 壽英(日本比較法研究所所長)
 
【対象・申込】どなたでも参加可。事前申込要(下記URLより)
  (リンク »)
【参加費】無料


■「比較法文化プロジェクト」について
 本プロジェクトでは、実定法のみならず、その背後あるいは前提にある、宗教、文化、言語、政治体制、経済力、新しい科学技術等の条件を含め、この地域の有力な研究者と連携した国際共同研究として、以下の3つの観点に関する調査・研究に取り組んでいる。
 1)法秩序の多様性を調査・解明する研究
 2)法秩序の多様性を可視的に比較検討する基盤(比較法事情データベース)の構築
 3)1)、2)を前提としたコンバージェンスの方策そのものに対する研究
 本プロジェクトを進めることにより、国境を越えた法交渉において、各国・法域の多様な法秩序や法文化が根底から傷つけられることなく、全当事者が利益を得る方策を見いだしうる基盤形成を行うことを目指している。




▽本件に関するお問い合わせ
 中央大学多摩研究支援課
  TEL:042-674-2139
  Email:tama-shien@tamajs.chuo-u.ac.jp

▽取材に関するお問い合わせ
 中央大学広報室
  TEL:042-674-2050
  Email:kk@tamajs.chuo-u.ac.jp

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