株式会社NTTファシリティーズ
シュナイダーエレクトリック株式会社
大容量UPS「GALAXY VX」に関する特別販売パートナー契約を締結
株式会社NTTファシリティーズとシュナイダーエレクトリック株式会社は、2月28日(木)に大規模データセンター向け大容量無停電電源装置(以下、UPS*1)「GALAXY VX」に関する特別販売パートナー契約を締結し、本日より販売を開始します。
1.背景と目的
近年データセンターでは、ビッグデータ、IoT、AI等を活用したサービス拡大により膨大な情報を処理するICT機器の高集積化・高密度化が加速しており、電力設備の大容量化に対応した効率的な電力システムの構築及び省スペース化が求められています。
こうしたニーズに応えるため、NTTファシリティーズはシュナイダーエレクトリックと大容量UPS「GALAXY VX」に関する特別販売パートナー契約を締結しました。
GALAXY VXは単機で500kVAから最大1500kVAまでの容量帯をカバーし、大規模データセンターにおける電力システムを効率的に構築できます。また、従来の鉛蓄電池だけでなくリチウムイオンバッテリーも採用できることから、蓄電池の最適採用により設置面積の省スペース化が図れます。
2.装置概要
GALAXY VXは、単機で500kVAから1500kVAまで構成することができるモジュール型のUPSです。電源を安定化するパワーキャビネット(250kVA)は運用開始後でも負荷の増加に応じて増設することができ、単機でも冗長性を得ることができます。
3.今後の展開
導入実績世界1000台以上のシュナイダーエレクトリックGALAXY VXと、 NTTファシリティーズの有するエンジニアリング力を組合せ、電力設備の大容量化・省スペースを考慮した最適な電力システムを提案し、競争力の高いデータセンター構築へ貢献します。今後はGALAXY VXの特徴を活かせる国内大規模データセンターへの導入を推進し、2020年度までに20MVA以上の販売を目指します。
用語説明
*1 UPS
Uninterruptible Power Supplyの略。機器やデータを保護する緊急用バックアップの電源を提供する装置の1つ。計画外など予期しない停電発生時にUPSは一定期間、電源が提供できるようにする役割があり、電気信号の急激な上昇や下落を変調することにより、重要機器への不規則な通電から保護する役目も担います。
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