こんにちはー。野田貴子です。今月も海外のOpenStackコラムを意訳してご紹介します。ご参考いただければ幸いです。
2つのコミュニティをつなぐ[Kubernetes Special Interest Group](SIG-Kubernetes)は、OpenStackとKubernetesの統合を実現するために懸命に取り組んでいます。SIGに参加しているOpenStackやKubernetesのエコシステムには、以下のようなプロジェクトがあります。
– OpenStack上でKubernetesを実行するためのドライバ – [cloud-provider-openstack]。
– CSIブロックストレージインターフェースの[Cinderによる実装]。
– [Magnum]、[Kops]、[cluster-api-provider-openstack]など、OpenStack上でKubernetesをデプロイ・管理するためのプロジェクト。
cloud-provider-openstackプロジェクトはKubernetes対応の1.13リリースを12月に発表し、続いて[1月に1.13.1リリース]を発表しました。これにより、ユーザーはOpenStackクラウドでホストされるKubernetesのインストールで利用できるリソースを認識させ、直接管理できるようになりました。たとえば、[Octavia]を使用して入力コントローラ(ロードバランサとも呼ばれます)を作成し、[Cinder]を介してブロックストレージデバイスを管理し、[Nova]を介してノードのステータスに直接アクセスする機能があります。最新のリリースでは、このプロバイダは[Barbican]によるKubernetesキーの管理もサポートしています。Kubernetes APIがリソースを要求する際は、cloud-provider-openstackはOpenStackがそのリソースを提供する基本的な層となります。
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