J.D. パワー 2019年レンタカーサービス顧客満足度調査

株式会社ジェイ・ディー・パワー ジャパン

From: 共同通信PRワイヤー

2019-03-12 14:00

2019年3月12日

J.D. パワー ジャパン

~トヨタレンタカーが総合満足度第1位~

CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関である株式会社J.D. パワー ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本浩二、略称:J.D. パワー)は、2019年レンタカーサービス顧客満足度調査SMの結果を発表した。総合満足度ランキングは下記の通り。

第1位:トヨタレンタカー(698ポイント)
「出発/返却時の対応」「車両」「サービスメニュー」「予約」の4ファクターで、対象となった7社のサービス中、最高評価を得た。
第2位:タイムズカーレンタル(694ポイント) 
第3位:オリックスレンタカー(687ポイント)

顧客期待に応えられていないプレミアム車レンタル
近年、多くのレンタカー会社が高級車や輸入車、スポーツカーなどのプレミアムセグメントカーの展開に注力しているが、このようなラグジュアリーセグメントの車種利用はまだ全体の2%と非常に少ない。
利用者の特徴を見ると、レンタカー会社の選定理由は“乗りたい車種があったから”という理由が多く、複数のレンタカー会社を比較していない。また1日以内でのドライブ利用といった使われ方が多い。
一方、このようなラグジュアリーカーを借りた利用者の満足度は総じて低く、利用したレンタカー会社に対する今後の継続利用意向や他者推奨意向も低い傾向にある。
その理由として、車の外装や窓ガラスの汚れといった車両本体への不満や店舗スタッフの接客への不満が他の利用顧客と比較して多く見られる。これは、1日で数万円ともなる高額な料金のため、顧客側の期待値が自然と高くなり、店舗での画一的なオペレーションと顧客が期待する“プレミアムなサービス”とにギャップが生まれていると言える。
また、カーナビ/オーディオの操作がわかりにくかったという声も多く挙がっている。高級車や輸入車ではナビ等の車載機能の仕様が標準的な一般国産車のものとは異なるため、貸し出し時の操作説明といったよりきめ細かなフォロー活動が重要となろう。
高い顧客満足を得て、プレミアムカーの利用者を増やしていくためには、ワンランク上の対応や非日常体験の演出といった通常の店舗フローとは一線を画した工夫が必要だと考えられる。

《J.D. パワー 2019年レンタカーサービス顧客満足度調査SM概要》
年に一回、直近1年以内に日本国内でレンタカーを利用した18~64歳男女(法人利用、代車利用除く)を対象に、
レンタカーサービスに対する利用状況や各種経験、満足度を明らかにする調査。今年で3回目となる。
■実施期間:2019年1月 ■調査方法:インターネット調査 ■回答者数:11,770人
顧客満足度の測定にあたっては5つのファクター(領域)を設定し、それぞれに関連する詳細項目に対する評価を
基に総合満足度スコアの算出を行っている(1,000ポイント満点)。各ファクターの総合満足度への影響力は「各種料金」(26%)「出発/返却時の対応」(25%)「車両」(22%)「サービスメニュー」(16%)「予約(ウェブページ/モバイルアプリ/電話)」(10%)となっている。

【注意】本紙は報道用資料です。弊社の許可なく本資料に掲載されている情報や結果を広告や販促活動に転用することを禁じます。



本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    ITR調査結果から導くDX浸透・定着化-“9割の国内企業がDX推進中も成果が出ているのはごく一部”

  2. セキュリティ

    最新調査が示すセキュリティ対策の「盲点」とは?|ゼロトラスト、生成AI、サプライチェーンリスクの実態

  3. セキュリティ

    セキュアな業務環境を実現する新標準「Chrome Enterprise Premium」活用ガイド

  4. セキュリティ

    失敗しない「脱PPAP」とは?主要ソリューション5つを徹底比較してわかった勘所

  5. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す「生成 AI 」活用によるソフトウェア開発の現状、ツール選定のポイントも解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]