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斎藤貴男氏の新刊『平成とは何だったのか』発刊
3月29日、株式会社秀和システムは、斎藤貴男著『平成とは何だったのか』を発刊いたします。
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【書 名】 平成とは何だったのか「アメリカの属州」化の完遂
【著 者】 斎藤貴男
【発売日】 2019年3月29日
【判 型】 四六判
【頁 数】 296頁
【予 価】 本体1500円+税
【ISBN】 978-4-7980-5632-6
まもなく、平成の世が終わります。本書は、まさにこの平成の時代にジャーナリストとして独り立ちし、監視社会、格差社会、企業社会、強権支配など、この間社会を覆い、その都度混迷を深めていった日本の〝病巣″をノンフィクションの手法で常に鋭く批判してきた著者による、総括的「平成論」です。
日本人の多くはますます貧乏になっている、再び日本に戦争が近づいているようだ、大きな事件・事故や不祥事があっても誰も責任を取らない等々、日本人の多くが肌で感じてはいるが見て見ぬふりしている社会の危機的な状況を、本書はひとつひとつ腑分けしながら、丁寧明快に論じていきます。
本書の内容
平成とは、一言でいえば、日本が「アメリカの属州」であることが、誰の目にも明らかになった30年ではなかったか。
なぜ沖縄の県民投票で「辺野古埋立て」にNoの民意が出ても国は一顧だにしないのか。安倍首相の有形無形の関与が誰が見ても明らかな「モリ・カケ」問題が、なぜ「私は一言もそんなことは指示していません」の一言で終わってしまうのか。
戦争のできる国づくり、社会保障費の大幅切り下げ、労働市場の行き過ぎた自由化、そして跳梁跋扈するネトウヨに国民の空気が支配されるニッポン。せめて次代を「夜明け前」にするために、今あえて「平成」の暴虐を暴く!
目次
序 章 余計なことばかりした、させられた平成の日本
第1章 格差拡大の平成
第2章 1995年
第3章 排除と差別の平成
第4章 9・11
第5章 アメリカの平成
第6章 反知性・反人倫の平成
第7章 3・11
第8章 平成と大日本帝国ごっこ
第9章 平成の次をせめて「夜明け前」にするために
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著者・斎藤貴男
リベラル派の立場から、節を曲げずに社会に警鐘を鳴らし続けてきた、「ブレない」ジャーナリストである著者は、その厳しい権力批判と、弱者への優しい眼差しが、リベラル派の書き手の中でも群を抜く「反骨のジャーナリスト」として知られます。
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