バイオジェンが多発性硬化症(MS)患者さんをサポートする アプリ「Cleo(クレオ)」の提供を開始

バイオジェン・ジャパン株式会社

From: Digital PR Platform

2019-04-01 13:00


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バイオジェン・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:アジェイ スレイク、以下バイオジェン)はこのたび、多発性硬化症(Multiple Sclerosis、以下MS)患者さんをサポートするアプリ「Cleo(クレオ)」の提供を開始いたしましたのでお知らせします。

「Cleo」は、MS患者さんの毎日をサポートするためにバイオジェンが開発したアプリです。MS患者さんが信頼してアクセスできるよう、専門医の監修に基づいたMSに関するさまざまな情報を掲載しています。また、患者さんの服薬スケジュールや日常の体調変化を記録し、医師との診察の際の効率的な情報伝達を支援するダイアリー機能、医師監修による運動プログラムなど、一連の情報を提供するアプリです。ドイツ、アメリカ、フランス、イタリア、日本、カナダで「Cleo」を展開しています。各国の規制や状況等により、仕様は若干異なりますが、日本では医師監修による情報やプログラムをひとつのアプリに集約していることが特徴です。

アプリのダウンロードは下記URLよりどなたでも行うことができます(無料)。
(リンク »)
(または、「MS クレオ」で検索してアクセスいただくこともできます)

今回の取り組みについて「Cleo」の監修医のひとりである愛媛大学大学院医学系研究科老年・神経・総合診療内科学講師の越智博文医師は次のようにコメントしています。「MS患者さんは、疾患に関する情報をインターネット等で苦労して探しているのが現状です。疾患について、また治療や日常生活を改善するための信頼できる情報を充実させることについては、患者さんから高い要望が寄せられていました。また、MSの多様な症状やその日その日の状態はなかなか記憶できるものではなく、医師との診察時に明確に伝えることが難しいのですが、ダイアリー機能を活用して記録し、医師と共有することで、患者さんの状態をより詳しく把握した上で治療を行うことができるようになります。このアプリが患者さんや医療関係者に受け入れられ、浸透することでMS患者さんのQOLが向上していくことを期待します」。

また、「Cleo」を日本で開発したバイオジェン・ジャパンの代表取締役社長 アジェイ スレイクは、「患者さんの治療や生活の質が向上することは、バイオジェンにとって何よりの望みです。患者さんのニーズに対応するためのアプリが開発できたことをうれしく思います。MS治療のリーダーとして、患者さんの治療成果ならびに日常生活の質を向上することができるよう、これからも努力を継続してまいります」と話しています。

アプリは大きく3つの機能を搭載しています。

調べる

多発性硬化症に関する8つのカテゴリーについて記事と動画を配信しています。
((1)多発性硬化症について、(2)よくある症状、(3)心と体の健康、(4)食事&レシピ、(5)日常生活、(6)身体活動、(7)治療に関して、(8)ニュース)

ダイアリー

日々の健康状態(症状、活動、疲労、歩行、気分の変化、睡眠の質、ストレス)を記録したり、記録したものをレポートとして作成し、共有することができます。毎日の健康状態を医療関係者に伝えやすくすることで診療をサポートします。服薬や診察予約などを忘れないように、リマインダー設定も可能です。


運動プログラム

専門医の監修のもとに開発された多発性硬化症患者さん向けの運動プログラムを紹介しています。

(リンク »)

◇多発性硬化症(MS)について
MSは深刻な慢性進行性神経疾患であり、認知機能、心理社会的機能及び身体機能の全てに影響を及ぼし、中枢神経系における炎症、ミエリン破壊、オリゴデンドロサイトの細胞死、軸索損傷およびその後の神経細胞の喪失を特徴とする自己免疫疾患です。MSの有病率は人種間および地域間で差があり、日本における推定有病率は欧米諸国の10%程度と報告されています1)。日本でのMS患者数は増加傾向にあり2)、罹患率は10万人当たり10.8~14.4人と報告されています3)。

MSは、手足のしびれ、感覚機能や判断力の低下など患者さんによって症状が多様で診断が難しく、疾患としてもまだまだ理解が進んでいないのが現状です。2017年に弊社が「全国多発性硬化症友の会」と共同で実施した調査4)によると、最初にMSと思われる症状が現れてから、確定診断されるまでに平均3.7年、3つの医療機関を受診しているということが示されました。また、一見しただけでは病気であるとわかりづらいため、周囲の理解が得られず、就労や日常生活で困難が強いられることもあります。

バイオジェンについて
神経科学領域のパイオニアであるバイオジェンは、最先端の医学と科学を通じて、重篤な神経学的疾患、神経変性疾患の革新的な治療法の発見および開発を行い、世界中の患者に提供しています。1978年にチャールズ・ワイスマン、ハインツ・シェイラー、ケネス・マレー、ノーベル賞受賞者であるウォルター・ギルバートとフィリップ・シャープにより設立されたバイオジェンは、世界で歴史のあるバイオテクノロジー企業であり、多発性硬化症の領域をリードする製品ポートフォリオを持ち、脊髄性筋萎縮症の唯一の治療薬を製品化いたしました。また、アルツハイマー病、神経免疫疾患、運動性疾患、神経筋障害、疼痛、眼科、神経精神医学といった神経領域の研究においても最先端の活動を展開しています。生物製剤の高い技術力を活かし、バイオジェンは高品質のバイオシミラーの製造と製品化にも注力しています。バイオジェンに関する情報については、 (リンク ») およびSNS媒体Twitter ( (リンク ») ), LinkedIn ( (リンク ») ), Facebook ( (リンク ») ), YouTube ( (リンク ») ) をご覧ください。

バイオジェン・ジャパンは、米国バイオジェンの日本法人です。世界で最も歴史のある独立系バイオテクノロジー企業の日本法人として、日本では2000年より事業を展開しています。バイオジェン・ジャパンに関する情報については、 (リンク ») をご覧ください。

社名 : バイオジェン・ジャパン株式会社
代表者 : 代表取締役社長 アジェイ スレイク
本社所在地 : 東京都中央区日本橋一丁目4番1号 日本橋一丁目三井ビルディング 14階
設立年月日 : 2000 年9月
事業内容  : 医薬品の開発・製造・販売
URL : (リンク »)


1) 堀内泉, 吉良潤一.多発性硬化症.田村晃, 松谷雅生, 清水輝夫編.EBMに基づく脳神経疾患の基本治療指針.メジカルビュー社; 2002:276-79
2) 公益財団法人難病医学研究財団:難病情報センター 特定疾患医療受給者証所持者数  (リンク »)
3) Kinoshita M, Obata K, Tanaka M. Latitude has more significant impact on prevalence of multiple sclerosis than ultraviolet level or sunshine duration in Japanese population. Neurol Sci. 2015;36(7):1147-51.
4) バイオジェン・ジャパン株式会社 多発性硬化症の患者さんの実態調査 (2017年5月30日発表)
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