箕面市の中学3年生の英語力 英検3級相当以上の割合が79.7%!

~全国平均42.6%を大きく上回る結果となりました~

箕面市役所

2019-04-24 00:00

箕面市では、平成29年度より毎年、市内の公立中学校3年生を対象に、英検IBAを実施しています。平成30年度は、英検3級相当以上の英語力を有する中学3年生の割合が79.7%という、非常に良好な結果となりました。この結果は、「英語教育実施状況調査」における全国平均(42.6%)を大きく上回り、他の自治体と比較しても突出しています。 更に、英検準2級相当以上の英語力を有する中学3年生の割合は37.6%であり、高校生の全国平均(40.2%)や大阪府平均(40.4%)に迫る結果となりました。 箕面市では、全公立小・中学校の全学年で、毎日英語の授業を実施しています。また、全校に外国語指導助手(ALT)を配置し、子どもたちがネイティブスピーカーと気軽に英語で話せる環境を整えており、このような取り組みが成果として表れた結果となりました。 今年度もALTを増員し74名体制に拡大することで、更なる英語力の向上をめざします。
1.「英検IBA」の結果について
箕面市では、平成29年度より毎年、市内の公立中学校3年生を対象に、英検IBA(※)を実施しています。平成30年度は、英検3級相当以上の英語力を有する中学3年生の割合が79.7%という、非常に良好な結果となりました。
この結果は、「英語教育実施状況調査」における全国平均(42.6%)を大きく上回り、大阪府平均(45.3%)、都道府県トップの福井県平均(61.2%)、政令指定都市トップのさいたま市平均(75.5%)も超え、他の自治体と比較しても突出しています。英語コミュニケーション科また、前回の箕面市の結果が75.2%であったことからも、今回大きく英語力が伸びたことが分かります。
更に、英検準2級相当以上の英語力を有する中学3年生の割合は37.6%であり、高校生の全国平均(40.2%)や大阪府平均(40.4%)に迫る結果となりました。
箕面市では、平成27年度から全公立小・中学校の全学年で、毎日英語の授業を実施しています。また、全校に外国語指導助手(ALT)を配置し、子どもたちがネイティブスピーカーと気軽に英語で話せる環境を整えており、このような取り組みが成果として表れた結果となりました。
(※) 日本英語検定協会が実施している、英語能力を判定することができるテストです。

2.英語教育の取り組みについて
(1) 公立小・中学校の全学年で毎日英語の授業を実施
公立小学校の6学年では週1回の45分授業と週4回の15分学習・公立中学校では週4回の英語科の授業と週1回の英語コミュニケーション科の授業を行い、全9学年で毎日英語の学習を行ってきました。
今年度からは、小学校5・6年生において、週1回の45分授業を週2回に増加します。
平成29年度からは、就学前英語教育も開始し、公立の保育園と幼稚園へ月2回程度の頻度でALTを派遣しています。また、私立の保育園と幼稚園についても、希望があれば同じく月2回程度派遣しています。

(2) 外国語指導助手(ALT)を独自に配置
ALT人数現在、箕面市には60人のALTが勤務しています。2学期からは、ALTを74名体制に拡大し、公立中学校においては各学年に1名ずつ、公立小学校においては2学年につき1~2名ずつ配置します。
小学校の授業では、1クラスを3~4グループの少人数に分け、各グループにALTを1人ずつ配置することで、子ども一人ひとりがALTと1対1でやりとりできる機会を確保しています。
中学校では、子どもたちが学んだ英語を使える機会をより多く持てるよう、英語コミュニケーション科の授業だけでなく、英語科の授業にも積極的にALTが参加しています。
また、授業中はもちろん、休み時間や学校行事などでも、子どもたちがALTといつでも気軽に英語で話せる環境を整えています。

3.中学生の7割以上が「英語が楽しい!」と感じています
英語が楽しいと感じている割合「英語は楽しいですか?」という質問に対して、箕面市の中学生は7割以上、小学生は8割以上が楽しいと回答し、ALTとの触れ合いなどを通じて、多くの子どもが「英語が楽しい!」と感じていることが分かりました。
英語が楽しいと感じている割合は、全国よりも高いですが、今後もより多くの子どもが、英語に触れることが「楽しい!」「大好き!」と感じられるような取り組みを進めます。

問い合わせ先
子ども未来創造局 学校教育室
担当:高取
電話:072-724-6761(直通)

このプレスリリースの付帯情報

少人数グループでの授業

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    ITR調査結果から導くDX浸透・定着化-“9割の国内企業がDX推進中も成果が出ているのはごく一部”

  2. セキュリティ

    最新調査が示すセキュリティ対策の「盲点」とは?|ゼロトラスト、生成AI、サプライチェーンリスクの実態

  3. セキュリティ

    セキュアな業務環境を実現する新標準「Chrome Enterprise Premium」活用ガイド

  4. セキュリティ

    失敗しない「脱PPAP」とは?主要ソリューション5つを徹底比較してわかった勘所

  5. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す「生成 AI 」活用によるソフトウェア開発の現状、ツール選定のポイントも解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]