前回は市場価値という観点で希少性の高いエンジニアを目指すには、というテーマを取り上げました。繰り返しになりますが、"希少性"はあくまで結果論であって、まずエンジニアとして"再現性"を担保してこその希少性である、という前提です。
エンジニアにとって"再現性"とは何か
エンジニアに限らず、何かしらの仕事の成果を求められるビジネスパーソンは、安定して高いパフォーマンスを発揮すること、つまり再現性を求められます。一方で、芸術家のように一点物のアウトプットを求められる方は、没個性な製品を量産するよりも、その人の個性が発揮される希少性の高い作品を求められます。勿論芸術家も適当に行き当たりばったりな希少性でやっていける、ということではありません。
例えばご自身のスキルを指して「○○ができる」ということは、同じ条件で何度同じことを求められても毎回一定以上のクォリティを担保できるということだと私は考えます。これが再現性です。偶然に、例えば闇雲にコードや設定を継ぎ足して「(たぶん)できました」は再現性があるとは言えません。
つまり、エンジニアにとって再現性が高いということは、いつでも安定したパフォーマンスを発揮できること、偶然に頼らないアウトプットができることを指しています。
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