ESR株式会社
(百舌鳥・古市古墳群 世界遺産登録記念)
レッドウッド藤井寺ディストリビューションセンターの
津堂遺跡」紹介・展示スペースを一般公開
ESR株式会社(代表取締役:スチュアート・ギブソン、本社:東京都港区虎ノ門、以下ESR)は
レッドウッド藤井寺ディストリビューションセンター(以下、藤井寺DC)の所在地にある
「百舌鳥・古市古墳群」の世界文化遺産登録決定を記念して、
施設内の「津堂遺跡」紹介・展示スペースを7月22日から期間限定で一般公開いたします。
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■レッドウッド藤井寺DCと「津堂遺跡」紹介・展示スペース一般公開の経緯
レッドウッド藤井寺DCは2017年3月、大阪府藤井寺市に建設された大型物流施設です。この場所は古代文化が栄えた「津堂遺跡」の範囲内で、建設に先立って行われた発掘調査で土器など多くの遺物が出土し、遺構も発見されました。そこで、この施設の一角に展示スペースを設けて、出土遺物や遺構の模型を展示し、これまで予約制で公開していました。この度、「百舌鳥・古市古墳群」が世界文化遺産に登録されましたので、それを記念して夏休みの期間、予約不要、無料で一般に公開する運びとなりました。
発掘調査は藤井寺市教育委員会と公益財団法人大阪府文化財センターと協議を重ね開始し、弊社も主体となって藤井寺市教育委員会や大阪府と慎重に議論を進め、発掘方法の提案なども含めて調査を積極的に推進しました。
この発掘調査により「津堂遺跡」は、古墳時代中期の2棟の屋内棟持柱構造の大型建物を含む集落跡や、古墳時代後期から飛鳥時代の灌漑設備などを含む、多くの遺構が発見され、数々の遺物が出土しました。特に2棟の大型建物は、古市古墳群と関連する可能性も指摘されるという大変貴重な知見を得ることができました。
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レッドウッド藤井寺DCの竣工と同時に1階エントランスホールに「津堂遺跡」紹介・展示スペースが完成しました。これは弊社よりこの土地の文化を継承する役割を担い、展示スペースを設けたい旨の申し入れをし、藤井寺市からのご協力を頂いたことで実現したものです。藤井寺市からこの土地からの出土土器をお借りしてガラスケースに展示し、「津堂遺跡」についての紹介パネルを壁面に配し、足元には古墳時代の大型遺構の1/25の復元模型を展示するスペースを設置しました。
■「津堂遺跡」紹介・展示スペース設立の思い
文化的遺産と共存・融合したプロジェクトの実現は、大変意義のあることだと考えていました。出土した遺物は地元の方々の財産であり、地元の機関・自治体と協力し、この財産を多くの方にご覧頂くことは弊社の使命の一つであると思っています。心を動かされる祖先の積極的な制作活動の成果を、地元の方々や古墳散策に訪れる人々と今後も長きにわたり共有したいと考えております。
世界文化遺産の一つとなった古市古墳群とその周辺には、今後国内から、さらに海外からも多くの方々が訪れることが予想されます。このような中で、古墳時代の貴重な調査成果の一部をお預かりし、多くの皆様にご覧頂く責任の一端を担うことを大変誇りに思います。
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【レッドウッド藤井寺DC 「津堂遺跡」紹介・展示スペース夏休み特別一般公開 基本情報】
□所在地 :大阪府藤井寺市津堂4-435 レッドウッド藤井寺ディストリビューションセンター1階(南側)
□特別一般公開期間:7月22日から8月30日の平日(予約不要)
□開館時間 : 14:00-17:00
□休館日:7月27・28日、8月3・4・10・11・12・17・18・24・25日
□展示品数 :22
□入館料 :無料
□最寄り駅:近鉄南大阪線「藤井寺駅」より約2.2㎞、大阪メトロ谷町線「八尾南駅」より約2km
近鉄バス八尾線(藤井寺駅-近鉄八尾駅)「大正橋南詰」下車 徒歩約10分
※公共交通機関にてご来場いただけますようよろしくお願いいたします
□連絡先:072-937-0556
*夏休み後の一般公開については未定です
*混雑状況により開催日・時間を変更する場合がございます。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。