千葉商科大学(学長:原科幸彦、千葉県市川市)は、みんな電力株式会社(代表取締役:大石英司)を通じて、市川キャンパスで使用する電力を、2019年8月1日より順次、再生可能エネルギー由来の電力に切り替える。
具体的には、同大が千葉県野田市に所有するメガソーラー野田発電所のFIT電気を中心とした再生可能エネルギーの利用を図る。これにより同大市川キャンパスで購入する電力は再生可能エネルギー率100%になる。
同大は、地球温暖化対策等の環境保全に貢献するため、日本初の「自然エネルギー100%大学」をめざしている。持続可能な社会づくりのためには、社会の各主体が消費するエネルギーは再生可能エネルギーによって自ら創出することが必要だと考え、2014年からメガソーラー野田発電所を稼働した。これは、国連のSDGs(持続可能な開発目標)の12番「つくる責任つかう責任」のエネルギーにおける実践だ。
その後、2017年11月にメガソーラー野田発電所を中心とした同大所有の太陽光発電設備での発電量と、大学の消費エネルギーの総量を同量にする環境目標を宣言。2019年1月には発電量が消費電力量を上回り、電力生産での100%を達成した。2020年度には、ガスを含めたすべての消費エネルギーに相当する発電を行うことを目標に掲げて、全学で取り組んでいる。
【メガソーラー野田発電所のFIT電気を中心とした再生可能エネルギーの利用】
・メガソーラー野田発電所のFIT電気を東京電力パワーグリッドを通じて、みんな電力に特定卸供給。
・みんな電力のブロックチェーンP2P電力トレーサビリティシステムを利用することで、メガソーラー野田発電所のFIT電気を、同大市川キャンパスに供給することが証明可能になる。電力の不足分は、他のFIT電気や再生可能エネルギー電力(風力、バイオマス等)により補充し、さらに、トラッキング付き非化石証書により、再生可能エネルギー利用率100%を実現する。
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