多くの企業・組織間で、安全かつ簡単にデータ取引が可能となった今日、データは戦略的資産と化し、劇的にその価値を高めつつあります。データの提供者・利用者が、信頼できる枠組みのなかで取引を行える仕組みを整備することは、データマーケットプレイス、データ取引プラットフォーム運営側の役目です。
このたび発表したハイブリッド機能により、データの提供者、利用者、取引プラットフォームの運営者の間で取引が収益化される場合、データ取引と決済管理において、2つのモードを選択できるようになりました。分散型モードでは、ブロックチェーンを活用し、安全で、トレーサビリティ、透明性が確保された枠組みのなかで、仲介なしでデータ取引を行うことが可能です。この新機能は、改ざん耐性のある既存のブロックチェーンを基盤とした機能を補完するものです。管理モードでは、ステークホルダーがデータ・エクスチェンジ・プラットフォームの豊富な機能を利用して、データ取引と決済を管理することができ、さまざまな付加価値の高いサービスから利益を得られるというメリットがあります。
Dawex社共同創設者兼CEO、Laurent Lafaye(ロラン・ラファエ)は「世界の8000社を超える企業・組織が利用する最大のデータマーケットプレイスを運営することで、Dawex社はデータ流通市場の拡大に向けた機運が高まるなか、エキスパートとしての地位を高めています。データ流通に積極的な企業や組織は、今や、どういったモデルで、いつ取引するかを決定できる仕組みを求めていると弊社は感じています。ハイブリッド機能により、企業や組織のデータ戦略にフレキシブルに対応できる運営者として、唯一無二の地位を確立しつつあります」と述べています。
企業によっては、分散型のブロックチェーンを基盤としたモデルの早期適用を検討しています。Dawex社の新しい分散型データ取引技術をローンチし、大規模なデータマーケットプレイスの運営者として、専門知識をもつ企業の担当者に向けて、技術的プロセスをデモンストレーションする機会として、イノベーションの最先端をいくドバイの巨大IT展示会GITEXに出展しています。
同じくDawex社共同創設者兼CEOのFabrice Tocco(ファブリス・トッコ)は「データマーケットプレイスに参加する企業や組織にとっては信頼が鍵となります」と付け加えています。「企業規模にかかわらず、あらゆる業界の企業・組織が、ワンストップでデータ流通できるプラットフォームを提供しています。データ流通のステークホルダーが求めているのはプライバシーが保護された安全で信頼できる枠組みです。ブロックチェーンを基盤としたデータ取引プラットフォームで取引を行うことで、企業は、アルゴリズムに基づいた信頼というさらなる恩恵を享受できるようになります」と述べています。
Dawex社について
Dawex社は、データ・エクスチェンジのリーディングカンパニーで、最大のデータマーケットプレイスを運営しています。企業や組織が安全かつ効率的に、コンプライアンスに則って、直接データを取得、販売、共有できるプラットフォームを提供しています。20を超える業界の8000社以上の企業・組織がDawex社のグローバルデータマーケットプレイスと データエクスチェンジプラットフォーム 技術により、自社のデータ戦略を構築しています。2015年に設立、本社所在地はフランス、リヨン市。パリ、サンフランシスコ、モントリオールに事務所を構え、アジア、中東へ事業を拡張しています。 (リンク »)
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