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【南京(中国)2019年11月18日新華社=共同通信JBN】
*チリの食品工学専門家が受賞
10月28-29日、第7回GCHERA World Agriculture Prize(WAP、世界農業賞)の表彰式と第10回GCHERA World Congressが南京農業大学(Nanjing Agricultural University、NAU)で開催された。Catholic University of Chileのホセ・ミゲル・アギレラ(Jose Miguel Aguilera)名誉教授が、食品工学の教育・研究および技術振興における先駆的業績で、2019年World Agriculture Prizeを受賞した。
アギレラ教授は、食品の微細構造を食品加工の基礎として材料科学と革新的に組み合わせ、微細構造を製品加工と性能に結び付け、現在チリと中南米にサービスを提供している世界クラスの食品工学グループを設立した。11カ国に60の研究センターと360人超の科学技術者を含む、中間水分食品と共同方法技術に関する同教授のプロジェクトは、全国の科学コミュニティーの設立と研究者の発展に多大な貢献をした。
WAPはGlobal Confederation of Higher Education Associations for Agricultural and Life Sciences(GCHERA、農学生命科学高等教育協会世界連盟)によって設置された国際的な賞である。同賞は農業および生命科学の分野での教育、研究、イノベーションへの優れた貢献を行った個人を奨励することを目的とする。賞金は1人当たり10万ドルで、同賞はNAU Education Development FoundationとDa Bei Nong Groupが後援している。
WAPはこれまで6回授与されており、米国、ドイツ、カナダ、ベルギー、ガーナの科学者が受賞した。同賞は国内外で広範にわたる影響を与え関連分野での国際交流と協力を推進し、世界の科学者を激励し、全世界の農業と生命科学におけるイノベーションを促進している。
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ソース:Nanjing Agricultural University
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