奈良県とAIを活用した地域包括ケアシステムの推進に関する連携協定を締結

株式会社NTTドコモ

From: 共同通信PRワイヤー

2020-03-26 12:00

2020年3月26日
株式会社NTTドコモ

 株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、奈良県と共同で、AIを活用した地域包括ケアシステムの推進に向けた連携協定を、2020年3月26日(木)に締結いたしました。

 本協定は、ドコモと奈良県が密に連携・協力をし、AIなどを活用して奈良県がめざす地域包括ケアシステムの推進を目的とし、締結するものです。

 

1.協定の名称      

 奈良県における地域包括ケアシステムの推進に関する連携協定

 

2.協定締結日

 2020年3月26日(木)

 

3.協定締結の目的

 ドコモと奈良県で連携・協力をし、AIなどを活用することで地域包括ケアシステムのより一層の推進・深化をめざします。

 

4.連携・協力事項 

 (1)AIを活用した電話による高齢者支援システムの構築、有効活用および普及に関すること

 (2)ドコモのインフラ(5Gなど)を活用した地域包括ケアシステムの課題解決に関すること

 (3)その他、奈良県における地域包括ケアシステムの推進に向けて必要な事項に関すること

 

 本協定で連携・協働する主な連携事例は、別紙をご参照ください。

 

 

 

別紙1

 

本協定で連携・協力していく分野および主な事例

 

【表: (リンク ») 】

 

※1 AI×電話は、ドコモが提供するRobotics Calling Process Automaiton(AIによる電話業務の自動化)を実現するサービスです。

※2 地域包括ケアシステムは住み慣れた地域で安心して暮らし続ける為に、住まい、医療、介護、予防、生活支援が日常生活の場で一体的に提供できる地域での体制です。

<参考>「地域包括ケアシステムについて」 奈良県公式ホームページ  (リンク »)

 

 

 

別紙2

 

AIを活用した電話による高齢者支援システムの構成と役割

 

1.サービス概要

 「AIを活用した電話による高齢者支援システム」は、クラウドベースのコンタクトセンターとドコモの自然対話AI※1を組み合わせたシステムをRPA(Robotic Process Automation)と連携させることで、電話発信から電話応対までを自動化し、高齢者の安否確認や健康状態把握の効率化を行うシステムです。

 また、実際の高齢者ケアを通じた問診内容を考慮したシナリオ設計をすることによって、対象者の回答状況に合わせて、その後の対応をAIから人へ引き継ぐ実証も行い、今以上にきめ細やかな高齢者支援の深化・実用化をめざします。

 

2.システム構成イメージ

【画像: (リンク ») 】

【表: (リンク ») 】

 

3.各者の役割

【表: (リンク ») 】

 

※1 自然対話AIはNTTグループのAI「corevo®」を構成する技術です。【画像: (リンク ») 】

  (リンク ») (リンク »)

* 「WinActor®」は、NTTデータが提供する定型的なパソコン業務を自動化することができる純国産のRPAソリューションです。

  <参考>「WinActor」について  (リンク »)

* 「WinActor」は、日本国内におけるNTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。



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