地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター(都産技研)は、2020年11月2日、「DX推進センター」をテレコムセンタービル内(江東区青海)にオープンします。
東京都は地方自治体で初めてローカル5G基地局の免許を取得し、都産技研は公設試験研究機関では全国初となるローカル5G基地局を整備しました。このたびオープンするDX推進センターでは、従来行ってきたロボット、IoT関連の支援に加え、5G技術の支援を一体的に行います。都産技研は、都内中小企業の先端技術の社会実装を支援し、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に貢献していきます。
◆DX推進センターの概要◆
中小企業によるローカル5G、ロボット、IoTなどの活用支援を総合的に推進するため、各分野の支援を連携させて事業を実施していきます。今後、ロボットやIoT技術などに5Gの機能を付与した活用事例の創出や、5G仕様デバイスなどの開発製品の性能評価などにも対応します。
・ローカル5G技術の支援
整備したローカル5G基地局を活用し、5Gに関連する製品の社会実装や5G技術の普及啓発を支援します。【新規】
・サービスロボットの社会実装支援
案内支援・点検支援・産業支援・介護支援の4つの分野で「サービスロボットの事業化」を目指す中小企業を支援します。【2015年度開始】
・中小企業のIoT化支援
中小企業のIoT活用による生産性の向上や業務の効率化、およびIoT関連製品の開発や新たなサービスの提供によるビジネス創出を支援します。【2017年度開始】
◆新たな導入設備・機器◆
DX推進センター3箇所にローカル5G基地局を整備しました。
公設試験研究機関では全国初となります。
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