10月26日、プロ野球ドラフト会議が都内で行われ、硬式野球部の並木秀尊選手(なみき・ひでたか 経済学科4年)が東京ヤクルトスワローズから5位指名を受けました。創立から56年、獨協大学の学生として、初めてNPB所属球団から指名されました。
この日、硬式野球部の部員が学生センター雄飛ホールに集まり、並木選手は同期の部員、亀田晃広監督、益山光央部長(本学経済学部准教授)と指名を待ちました。指名の瞬間が訪れると、雄飛ホールは歓声に包まれ、並木選手は集まった部員らと喜びを分かち合いました。
指名後に行われた記者会見で、並木選手は「指名の瞬間は、ほっとしました。今はスタートラインに立っただけなので、切磋琢磨して、周りに負けないように頑張ります」と、今後の意気込みを語りました。益山部長は「本学硬式野球部は、創立者であり初代学長の天野貞祐先生が学生野球育成に貢献があったとして、野球殿堂より特別表彰を受けています。これからも並木選手の活躍に期待しています」とコメントしました。亀田監督は並木選手について「野球だけをするために獨協大学に来たわけではなく、部活動と勉強とを両立したいという、いわば『普通の選手』」とした上で、「地元・草加で育った子が文武両道を目指し、プロに行っても活躍できることを見せてもらいたい」と語り、これからの活躍に期待を寄せました。
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