(法政大学大原社会問題研究所主催)第12回 大原社会問題研究所シネマ・フォーラム ドキュメンタリー映画「道草」 -- 11月25日(水)~26日(木)にオンライン上映

法政大学

From: Digital PR Platform

2020-11-11 20:05




法政大学大原社会問題研究所は11月25日(水)~26日(木)に、第12回大原社研シネマ・フォーラムとして、ドキュメンタリー映画「道草」( (リンク ») )をオンライン上映します(参加費無料、法政大学在学生限定、要事前申込)。




 暮らしの場所を限られてきた人たちがいる。自閉症と重度の知的障害があり、自傷・他害といった行動障害がある人。重度とされる知的障害者の多くは、入所施設や病院、親元で暮らしているのが実情だ。
 2014年に重度訪問介護制度の対象が拡大され、重度の知的・精神障害者も介護者付きのひとり暮らしが出来る可能性が大きく広がった。この映画は、東京の街角でひとり暮らしを送る知的障害をもつ四人の若者を追い、介護者とのせめぎあいや、道草をしながら散歩する何気ない日常の姿などを通して、健常者と障害者がともにある新しい選択肢を見つめてゆく。
 介護者とのせめぎ合いはユーモラスで、時にシリアスだ。叫び、振り下ろされる拳に伝え難い思いがにじむ。関わることはしんどい。けど、関わらなくなることで私たちは縮む。だから人はまた、人に近づいていく。障害者が地域で暮らすことの困難とそれを乗り越えて実現させることの意義を、本人や親たちの葛藤、彼らの自立支援のために献身的に活動する人々の姿を通して考える。
 上映後に、映画にも出演されている早稲田大学教授の岡部耕典先生(障害学・福祉社会学)によるトークを開催します。

< 開催概要 >
○日 時:
 ・2020年11月25日(水)13時~11月26日(木)17時:映画「道草」配信
  ※動画共有サイトVimeoにて公開します。
 ・2020年11月26日(木)17時~18時:岡部耕典氏(早稲田大学)トーク
  ※ZOOMによるオンライン開催です。
○対 象: 法政大学在学生
○参 加: 参加費無料
○申込み:
 11月24日(火)12時までに(厳守)事前申込が必要です。
 Googleフォームにて申込をして下さい( (リンク ») )。
  ※申込をした方に、11月25日(水)13時頃にVimeoとZOOMのURLをお知らせします。
○その他:
 詳細は下記URL(大原社会問題研究所ウェブサイト)をご確認ください。
  (リンク »)

【大原社会問題研究所】
 1919(大正8)年に大阪で創立。1949年に法政大学と合併、現在に至る。100年の歴史を誇る社会科学の分野ではわが国で最も古い歴史を持つ民間の研究所。『大原社会問題研究所雑誌』(月刊)、『日本労働年鑑』、研究所叢書をはじめ、出版活動も積極的に展開。21世紀に生起する労働問題の解明を中心にしながら、同時にジェンダー、社会保障、環境、貧困などの諸問題の研究にも力を入れています。研究所所蔵の図書・資料は、社会・労働問題関係図書をはじめとする約21万冊。その他、貴重書、ポスター・ビラなどの原資料、組合旗・バッジなどの社会運動関係の現物資料など多数を所蔵。インターネットを通じた情報公開と研究支援も積極的に展開しています。


▼本件に関する問い合わせ先
法政大学大原社会問題研究所
TEL:042-783-2305
メール:oharains@adm.hosei.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター (リンク »)
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