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【宜昌(中国)2021年4月13日新華社=共同通信JBN】中国外務省は4月12日、海外向けの中国中部湖北省の特別プロモーション活動を実施した。宜昌市宣伝部によると、水力発電で世界に知られ、多くの古代中国の名士のふるさとである宜昌が、世界の表舞台にその素晴らしい姿を現した。
宜昌は、長江の上流域と中流域の間の境界線上にあたる湖北省の南西部に位置している。「三峡の玄関口」および「四川と湖北の喉元」として知られ、住民人口は413万7900人。中国戦国時代の著名な愛国詩人である屈原と、チベットに嫁いだ王女の王昭君のふるさとである。
海外向けの外務省の湖北省特別プロモーションのビデオでは、壮大な三峡ダム、優しくて美しい清江画廊、それに少数民族トゥチャ族による手作りの錦織技術が紹介された。今でも高床式住居や下江の屋根付きの船の姿が見られ、オールの音や船乗りの労働歌が聞こえて、この地の巴楚文化の三峡ファミリーについて際立った特徴を形作っている。三国志時代の夷陵の古戦場や、三国志時代の蜀の関羽将軍を追悼して建てられ、1800年以上の歴史がある当陽陵墓もある。
宜昌で観光客は、長陽南曲が200年の歴史を伴って歌われるのを楽しむことができる。歌の最中、演技や動きはなく、歌い手たちは自分たちで三弦を奏でる。ほとんどの南曲の演奏は口述で伝えられ、時には地域社会のどこかに手書きの歌詞や古代音楽が散らばっている。Yuan'an Hua-Drum Operaはもう一つのこの地方独特の民族舞踊である。1組あるいは数組の男女が、1人はハンカチを振り、もう1人は中国の扇を舞いながら、歌ったり、踊ったりするのが一般的である。伝統的な歌や踊りに加え、宜昌は近代的なピアノの都市としても知られている。世界で毎年作られるピアノの7台に1台は「メード・イン・宜昌」である。
龍船節(ドラゴンボート・フェスティバル)に毎年、屈原を祝ってちまきを作るという中国の慣習は宜昌が発祥地である。長江の上流域と中流域の間の境界線上に位置するこの地域は、水産資源に恵まれ、長江の多脂魚はこの地方の名物料理になっている。主だった料理はここでそれぞれが融合し、宜昌の人たちは様々な要素を含んで、繊細な風味とぴりっとした風味の宜昌巴楚料理をつくり上げている。かんきつ類や茶、キウイフルーツにも恵まれている。観光客はみかんやキウイフルーツ、茶を刈り取る楽しみを体験できる。宜昌はまた少数民族トゥチャ族のふるさとでもある。観光客はトゥチャ族に人気のある古代舞踊のトゥチャ手振り舞踊を楽しめる。中国の旧正月に訪れ、蒸し器を使い、トウモロコシの粉を新鮮な豚肉、熟成したカボチャ、大根、ジャガイモと一緒に料理するトゥチャ族の特別なごちそうを楽しんでいただきたい。
全長896キロで、12の県と市を流れる12の生態回廊は宜昌の都市構造を作り変えつつある。主要地域に点在する8つのオートキャンプ場が、全国から自分で車を運転してくる観光客を迎えている。五峰国際スキーリゾートや点軍白雲山タウン、Xialaoxi 809 Industrial Siteなど多くの主要プロジェクトの建設が宜昌のオールフォーワン観光に新たな活力を注ぎ込んでいる。
宜昌は全世界からの友人を歓迎する。おいしい料理を味わい、この地方の習慣に触れていただきたい。
ソース:The Publicity Department of Yichang Municipality
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(写真説明:宜昌市の風景)
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