2021年05月07日
株式会社Agoora
株式会社Agoora(本社:東京都杉並区、代表取締役社長:阿部智生)が運営するカードローンポータルサイト『カードローンおすすめ比較隊』( (リンク ») )では、カードローン・キャッシングの利用経験がある20~79歳の方398人を対象にアンケート調査を実施し、設問ごとに集計した結果がまとまりましたので、お知らせします。
詳細URL: (リンク »)
■調査概要
目的:カードローンおすすめ比較隊のサイト利用者に対して、より適切な対応・コンテンツ制作が可能になるよう、カードローン・キャッシング利用経験者の実態および意見を把握するための情報源の抽出
実施 :カードローンおすすめ比較隊 編集部
回答方法:Webアンケート調査
調査日時:2021年4月6日 ~4月9日
調査対象:
[予備調査]全国の20~79歳以下の男女計2,000人
[本調査] カードローン・キャッシングを利用した経験がある方
回答者数:398人(男性 309人 女性 89人)
※本調査内容及びグラフはご自由にご利用いただけます。ただし、転載・ご利用の際は、出典元に『カードローンおすすめ比較隊』( (リンク ») )を記載のうえご利用ください。
■銀行カードローンが人気、借入経験者の過半数が利用
カードローン・キャッシング利用経験者に、使ったことのある金融サービスを問い、それぞれの利用者数分布を調査した。
Q2. 借入利用経験があるのは、以下のうち、どれですか?あてはまるものすべてをお選びください。
【画像: (リンク ») 】
借入の利用経験で最も多かったのは銀行カードローンで211件。今回の全回答者398人の過半数を超える回答が銀行カードローンに集中しており、他のローンと比べても、人気の高さが顕著に現れた。
銀行カードローンに次いで、クレジットカードのキャッシングが183件、消費者金融カードローンが134件と続いた。
銀行カードローン・クレジットカードのキャッシング・消費者金融カードローンは、自動車ローンや住宅ローンといった目的別ローン商品に比べ、利用数が多くなった。
自動車や住宅は高額商品でそもそも購入のハードルが高く、ローンを組む経験をする人も限られる。1万円のお小遣いから借りることのできるカードローンは、より身近なサービスとして利用されている実態が件数の多さにも現れている。
中でも、今回の調査回答者全体の半数以上、消費者金融カードローン利用者の1.5倍の方が銀行カードローンでの借入を利用していることを考慮すると、気軽に借りられる上で金利や安心感も重要視されていると言える。
一方で、無登録業者(闇金)からの借入をしているケースも6件見られた。一時期は社会問題になった闇金だが、今回の調査でもごく少数ながら利用経験者の存在が確認された。
■カードローン・キャッシング利用者の平均年収は約400万円前後
カードローン・キャッシング利用経験者に年収を問う質問、利用経験がある借入サービスを問う質問のクロス集計から、以下のような利用者の平均年収分布が顕在化した。
【表: (リンク ») 】
各ローン利用者を平均年収で比較すると、住宅ローン利用者の平均年収が約480万円・自動車ローンの利用者の平均年収が約439万円で、他のローン商品と比べると年収が高めとなった。
住宅ローンや自動車ローンなど、より社会的な信用性が求められる金融サービスの場合、利用者の平均年収は日本の平均年収前後*の水準であることが分かる。
銀行カードローンと消費者金融カードローンの比較では、銀行カードローン利用者の平均年収が約407万円に対し、消費者金融カードローン利用者の平均年収は約390万円。銀行・消費者金融含めたカードローン全体の平均値を見ると約398万円となった。
平均年収が最も低かったのはクレジットカードのキャッシング利用者で平均年収は約370万円。年収を問わないクレジットカードの普及度の高さと、クレジットカードを持っていれば借入できる利用の簡単さが影響したものと考えられる。
これら踏まえると、日本の平均年収前後の収入を得ていない場合、カードローンやキャッシングなどの金融サービスを利用せざるを得ない状況下におかれやすいとも言える。
* 参考: 国税庁 民間給与の実態調査結果(全データ)
(リンク »)
■借入を継続している人は全体の5割強
Q3. 現在の借入社数は、以下のうち、どれにあてはまりますか?
【画像: (リンク ») 】
現在は借入していない方が174名(43.72%)と約半数で最多となった。カードローンを借りたらほどほどで返す、スポット的に使う利用者が少なくないものと考えられる。
一方で、現在も継続して借入を利用している人は全体の56.28%と、借入サービス利用者が利用を継続する傾向も強いことがわかった。
▼借入社数は「1社」が3割以上占め圧倒的
借り入れしている方では1社が多く136名(34.17%)。2社から借入している方は50名(12.56%)
3社以上から借入している方は全体の9.55%。カードローン・キャッシング利用経験者のうち、3社以上から借入をしている方は10人に1人とわかった。
ただし、5社以上、完全な多重債務状態と考えられる方は9名(2.26%)と極小数に留まった。
複数社からの借入は、多重債務に陥いるリスクがある。全体から見れば少数ではあるものの、支払いの問題などからか、複数社からの借入を抱えてしまうケースもあることがわかった。
■借入の利用開始「2020年」以降が過去5年で最多に
Q5. 借入の利用開始時期は、以下のうち、どれにあてはまりますか?
【画像: (リンク ») 】
借入の利用を開始した時期としては、「5年以上前」という方が187名(46.98%)と最多。
次いで、「わからない」が57名(14.32%)、「1年以上2年未満」が42名(10.55%)となった。
新型コロナウイルスの影響が出ていると思しき、2020年以降に該当する「半年未満」は30名(7.54%)、「半年以上1年未満」は21名(5.28%)で合わせて51名(12.82%)となった。
2020年以降の借入者は全体の約1割超、過去5年の中で最も借入した人が多かった期間となった。
■2020年以降のカードローン利用者の半数以上は新型コロナの影響で借入
2020年以降のカードローン・キャッシング利用経験者に借入をする主な要因を問う質問を行い、新型コロナウイルスとの関係性を調査したところ、以下の結果となった。
Q6. 借入をすることになった主な要因として新型コロナウイルスは影響していますか?
【画像: (リンク ») 】
借入の利用開始時期で、「半年未満」「半年以上1年未満」を選んだ方で、借り入れをすることになった主な要因として「新型コロナウイルスが影響している」と回答した方は50.98%(26名)と半数以上となった。
このことから2020年以降に借入を行った利用者の半数は、新型コロナウイルス起因による収入減や雇い止めなどが関係していると言える。
今後、新型コロナウイルスの収束は長引くであろうことを考慮すると、新型コロナウイルス起因の新規借入はさらに増加していくことが想定される。
■借入理由は「生活費」が46%以上
Q7. 借入の利用動機について、当てはまるものすべてを選んでください。
【画像: (リンク ») 】
借入の利用動機を問う質問では、全回答者398名の半数近い「184人(46.23%)」が「生活費」を選択した。
次いで趣味・娯楽が108人(27.14%)と、身の丈にあった生活をしていない借入利用者も多くいることが分かった。
趣味・娯楽の次に多かった、
・住宅ローンの返済55名(13.82%)
・クレジットカード引き落とし45名(11.31%)
からは、各種支払いが厳しくなってきているという世情が透けて見える結果となった。
■借入をまた利用したい人は全体の約3割強
Q8. 今後お金が不足した場合、また借入を利用したいと思いますか?
【画像: (リンク ») 】
傾向で見ると、利用に対して肯定的な意見が38.69%、利用に否定的な意見が48.24%と、利用に対して否定的な意見の方が上回った。
「どちらとも言えない」を選択し、態度を保留した13.07%がいることから、潜在的に、借入経験者の約半数近くは、今後また借入を利用する可能性があるものと考えられる。
▼借入利用に積極的な方には闇金利用の傾向も…
また、少数となる「ぜひ利用したい」の項目を選んだ48名(12.06%)の一部からは、借入利用者の本音を知ることが出来た。
【画像: (リンク ») 】
「Q2. 借入利用経験があるのは、以下のうち、どれですか?あてはまるものすべてをお選びください。」において「無登録業者(闇金)」を選択した6名のうち5名は「ぜひ利用したい」と回答しており、金利や安全性よりも資金調達できるかどうかを重視している層が一定数いることが分かった。
ただし、借りられるからといってむやみやたらと借りるのは危険で、「やむをえなければ利用したい」、「なるべく利用したくない」など、借りないで済むなら借りたくないという回答数が多いというのはある種、当然の本音である。
どうしてもお金が足りない、必要な時にはお金借りるという選択肢を排除しない「どちらとも言えない」が正しい心構えなのかもしれない。
■まとめ
・カードローン利用者の平均年収は400万円程度
・特に人気なのは銀行カードローン。借入経験のある方の過半数、消費者金融カードローンの1.5倍の方が銀行カードローンを利用したことがある。
・現在も借入サービスを利用している人は5割強
・過去5年では2020年の借入利用が最多。そのうち半数以上は新型コロナ影響による借入
・借入理由は生活費、趣味娯楽が主流。住宅ローンやクレジットカードの支払いに追われ借入を利用するケースも。
・カードローン等を今後も利用したい借入に肯定的な人は38%
どちらとも言えない 13%とあわせると、潜在的に約半数は今後も借入を利用する可能性
カードローンやキャッシングは、無担保・無保証人で手間なく、スピーディーな融資が受けられます。生活費などの補填・充当に上手く活用すれば、非常に便利な金融サービスですが、ご利用は計画的に行いましょう。
■アンケート調査の詳細について
カードローンおすすめ比較隊のWEBサイトでは、上記以外のデータやグラフなど、より詳細な内容をレポートにして公開しています。
(リンク »)
参考)今回実施したアンケート調査の主な設問内容
□予備調査
いままでカードローン・キャッシングでお金を借りたことはありますか?
□本調査
あなた個人の年収総額を教えてください。
借入利用経験があるのは、以下のうち、どれですか?あてはまるものすべてをお選びください。
現在の借入社数は、以下のうち、どれにあてはまりますか?
あなたのいま借入している金額の総額を教えてください。
借入の利用開始時期は、以下のうち、どれにあてはまりますか?
借入をすることになった主な要因として新型コロナウイルスは影響していますか?
借入の利用動機について、当てはまるものすべてを選んでください。
今後お金が不足した場合、また借入を利用したいと思いますか?
■サイト概要
サイト名 : カードローンおすすめ比較隊
サイトURL : (リンク »)
主なコンテンツ : カードローンに関する初心者向けガイド・コラム・関連情報
■本件に関する問合せ先
株式会社Agoora
担当: カードローンおすすめ比較隊 編集部
窓口: (リンク »)
■会社概要
商号 : 株式会社Agoora
所在地 : 東京都杉並区高円寺南4-7-1 藤和シティコープ高円寺南302
設立 : 2011年4月
代表者 : 代表取締役社長 阿部 智生
企業URL: (リンク »)
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