西南学院大学大学院文学研究科フランス文学専攻(福岡県福岡市)と国際交流提携校であるルーヴァン・カトリック大学(ベルギー)が、同専攻博士後期課程在籍の小澤南海さんの博士論文共同指導に関するダブル・ディグリー協定を締結。
ダブル・ディグリーとは、日本と海外の二つの大学の学位を取得できるプログラムであり、ルーヴァン・カトリック大学が博士後期課程(フランス語学の研究プログラム)において日本の大学と同協定を結ぶのは初めてのことです。
大学院文学研究科の武末研究科長は「ダブル・ディグリー協定締結は、双方の大学によって提供される高度な教育により「学術的・科学的協力の確立・発展」を目指しており、両大学の学位を獲得し、世界に通用する優秀な人材育成を可能にするものである。本学の高い国際性と教育の質保証を担う取り組みであり、小澤南海さんはその第一号として、ふさわしい人物である。大いに期待している」とコメント。
今後は、協定に基づき、両大学により博士論文指導が行われます。本協定が、学生の研究活動に大いに寄与するとともに、本学大学院の教育・研究活動の充実につながることが期待されます。
■ルーヴァン・カトリック大学について
1429年創立の私立大学で、カトリック系として最も長い歴史を持つ大学の一つ。学生数は約30,000人、2015年のQSワールドランキングにおいて哲学分野で43位、人文学分野では101位にランクされている。
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