大阪電気通信大学総合情報学部ゲーム&メディア学科教員が、大阪電気通信大学高等学校普通科メディア情報コースの2年生を対象に高大連携授業を実施しています。
昨年、同校の普通科にメディア情報コースが設置され、現在は2年生38人が在籍。本学(主にゲーム&メディア学科)への進学も視野に画像処理やCG、sound、Webなどのメディアに関する基礎知識・技能を学習しています。
第3回目の授業では、総合情報学部ゲーム&メディア学科のナガタタケシ准教授が講師となり、普通科情報処理教室でAR(Augmented Reality=拡張現実)の定義や未来像などについて解説。その後、生徒たちはパソコンやタブレットを使って空間に3Dを出現させるワールドオブジェクトを作成し、校内の風景写真と合成して作品を完成させました。
授業では大学院生もサポート役として参加。生徒一人一人のデスクを回り、きめ細やかなアドバイスやフォローをしていました。
受講した生徒は「普段高校で受けている授業よりかなりハイレベルですが、大学での学びのイメージをつかむことができてよい経験でした。将来は映像か建築関係の道に進みたいです」と目を輝かせていました。
ナガタ准教授は「将来は5Gや6Gなど高速通信回線が発達し、インフラがさらに整備されていくでしょう。彼ら高校生がコンテンツを作成し、仕組みを学び、未来のコンテンツ産業に乗り遅れないよう取り組んでもらいたいです」と話していました。
今後も、映像やサウンドなどについて大学教員による高大連携授業を予定しています。
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