芝浦工業大学附属中学高等学校で探究型授業「SHIBAURA探究」スタート -- 中学生から導入、社会にイノベーションを起こす人材の育成へ --

芝浦工業大学

From: Digital PR Platform

2021-07-28 14:05




芝浦工業大学附属中学高等学校(東京都江東区/校長 佐藤元哉)では、2021年4月より探究型授業「SHIBAURA探究」をスタートしました。本来の強みであるSTEAM教育のみならず、多様性、国際性などを重視し、PBL(問題解決型学習)を取り入れたカリキュラムにより、未来を創造できる人材育成を目指します。
SHIBAURA探究HP:
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ポイント
・IT(Information Technology)とGC(Global Communication)の2の技能を導入
・身につけた技術、思考力や表現方法を駆使し、各生徒が見出した社会課題を理工系の知識で解決へ導く
・アウトプットの評価にはビジネスパーソンも参加し、実社会とのつながりを意識


・「誰かのための『新しい』を創る」ITの授業
ITは、ITリテラシーを最大限活用し、アイデアを実体化するエンジニア養成を目標とした教育プログラムです。実学としての工学を学ぶことが指針であるため、校内で完結せず、芝浦工業大学や一般企業、さらには研究機関などと連携しています。外部コンテストにも積極的に参加し、デザイン思考やPBL(問題解決型学習)を実践します。
例えば、中学1年生は「遊びの中で想像する」をテーマにプログラムが構成されています。生徒が興味を持ちやすいよう、「ドラえもんの秘密道具を考える」を主題に、アイデア出しからディスカッション、発表、最終的にはアイデアを実現させる方法のひとつとして、プログラミングの手法を学びます。他にも、スクラッチプログラミングを使ってドローンを飛ばす体験などを通じ、アイデア具現化の方法を学びます。



・「『セカイ』を発見して『ミライ』を創る」GCの授業
GCでは、他者協働の概念やコミュニケーション能力を養い、社会課題に向き合う教育プログラムを実施します。現代社会で活躍するうえで必要不可欠である国際性や多様性への理解を深め、生徒ひとりひとりが身の回りから世界規模の社会問題に対する当事者意識を高めます。それに伴い、生徒間で分析や批評を重ね、最終的に発表をします。
中学1年生では、現代の時代背景と豊洲地区についてマクロ的に捉え、世界を知るための土台作りを行います。具体的には、豊洲の街散策や企業訪問、水陸両用車を利用した湾岸エリアの海上視察、伝統文化体験学習により、その歴史や知識を体得します。その後、中学2年生で農村体験学習により日本文化への理解を深めたうえで、中学3年生では海外教育旅行に生徒全員で参加します。この一連の流れにより、生徒の世界への意識を広げ、真にグローバル社会へ適応した人材を育成します。



・最終目標――理工系の知識で社会問題を解決できる存在を目指して
今回大きな教育改革に踏み切ったのは「理工系教育だけでは、現代社会において本当の意味で活躍する人材育成には不足である」という課題が顕在化したからです。探究のプログラムは近年話題を呼んでおり、中学生のうちから取り組むことで、学びを形式化するのではなく、より実質化できる効果が見込まれます。
これら「SHIBAURA探究」の取り組みは、既に外部の評価を受けています。「IT」では全国私立大学附属・併設中学校・高等学校教育研究集会(附属校サミット)の研究発表校に、「GC」ではパナソニック教育財団の特別研究指定校に認定されています。その結果、大学教授のアドバイスや助成金などの支援を受けることができ、より活動を活発化させています。
芝浦工業大学附属中学高等学校では、今後も社会とつながった教育を目指します。


▼本件に関する問い合わせ先
芝浦工業大学 経営企画部企画広報課 担当:赤間
〒108-8548 東京都港区芝浦3-9-14
TEL:03-6722-2900
E-mail:koho@ow.shibaura-it.ac.jp

【リリース発信元】 大学プレスセンター (リンク »)
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