※本資料は、エコラボ米国本社が2021年10月25日(現地時間)に発表した記事を翻訳したものです。英語原文と翻訳の内容・解釈が異なる場合には原文が優先します。
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デルタ型変異株の急増によって学校生活がCOVID-19に対するさらなる懸念に包まれたことで、学生、教師、管理者、保護者から家族、コミュニティ、政府、さらには企業のリーダーに至るすべての人々が、清潔で健康的な学校環境を作ることの重要性に再注目しています。COVID-19によって清掃に注目が集まっていますが、実は、清潔で健康的な学校環境は、パンデミック後も有意義な成果をもたらし続けるということです。
清潔で健康的な学校が、生徒、職員、学校、そして私たちの社会全体にどのような価値をもたらすのかご紹介します。
●生徒の欠席率を低減
典型的な小学生は、毎年8~10回は風邪やインフルエンザに罹り、そのため年間約5回欠席します※1。合計すると、風邪による年間欠席日数は2,200万日以上、インフルエンザによる年間欠席日数は3,800万日以上になります※2。また、ノロウイルスのような胃腸疾患は、風邪に次いで生徒や職員の欠席の原因となっています※3。ほこりやアレルゲンを除去するための空気清浄や床の清掃、手指衛生プログラムの徹底、高頻度接触表面の定期的な除菌・消毒など、より一貫性のある厳格な清掃プロトコルは、直接的にこれらの感染性の高い病気と闘い、生徒の欠席を減らすことに貢献します。実際に、ある研究によると、簡単な手洗い教育を行うだけで、胃腸疾患による生徒の欠席を29〜57%減らすことがわかっています※4。欠席率の低下による学業面でのメリットは明白ですが、経済面での影響を考えてみましょう。米国では生徒の平均出席率に基づいて連邦政府の資金を分配しているため、米国の学校は、生徒の欠席によって毎年107億ドルの損失を受けているのです※5。
●職員の欠勤(およびプレゼンティズム)を減少
教師は生徒と同様に感染症のリスクにさらされているため、生徒と教師の両方が年間平均約5回の欠席・欠勤をしていることは驚くべきことではありません※6。経済的には、こうした教師の欠勤によって、米国では毎年約250億ドルのコストが発生しています※7。また、教師の欠勤は生徒の成績低下にもつながると言われています※8。清潔で健康的な学校環境は、生徒だけでなく職員の欠勤率の低下にもつながります。これはまた、体調不良のまま出勤する「プレゼンティズム」を減らすことにも役立ちます。プレゼンティズムは生産性を低下させ、学校環境での感染連鎖を助長する可能性があります。
●生徒の注意力・態度を改善
清潔で健康的な学校環境は、生徒の病気や欠席を防ぐだけではありません。「清潔さ」は、教室での生徒の態度や考え方、集中力やモチベーションの向上にも役立ちます※9。2008年の調査では、10人に9人の生徒が「清潔感がないと気が散る」と回答しており、「高い水準の清潔さがあれば、学習や学業の成果を促進させる環境になる」と考えています※10。
●学業成績の向上
学校の清潔さの影響に関する30以上の調査研究の総括的レビューによると、「清潔さは生徒の健康と成績に影響を与える可能性がある」と結論づけ、「清潔な」学校環境と生徒の学業成績との明らかな関連性に注目しました※11。メタステディから、生徒はより清潔な環境ではより高い成績とより良い卒業率を維持することがわかりました。
●教職員の満足度と定着率を高める
学校は優秀な教師と職員の獲得と定着に常に取り組んでいます。教師は、医師に比べて1平方インチあたり7倍の細菌にさらされていると言われています※12。学校職員の定着率を向上させる1つの方法は、これらの健康リスクに正面から取り組むことです。スタンフォード大学の調査によると、学校環境の清潔さを改善することで、職員の離職率を減らすことができるという結果が出ています※13。
●学校の予算と収益を最適化
多くのことを行おうとすると、大抵はより多くの費用がかかります。しかし、学校における清掃に関しては、より多くのことをしても実際にはより少ないコストで済む可能性があります。ある調査によると、学校環境を毎日体系的に清掃することで、最終的には保管や施設管理プログラムの全体的なコストを50%近く削減できると言われています※14。その理由の1つは、効果的な毎日の清掃によって、時間とコストのかかる大規模な清掃の必要性が減るためです。また、コスト面でもメリットがあります。一貫性のある徹底的な清掃を行うことで、施設を過度な摩耗や損傷から保護し、HVAC(暖房、換気、空調)システムなどの高コストの設備のパフォーマンスをより長く維持し、学校の最大のインフラ投資を抑えることができるのです。
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※9 Campbell, J. L., and Bigger, A. S. (2008). “Cleanliness & learning in higher education” Facilities Manager, 24 (4) p. 28-36.
※10 Campbell, J. L., and Bigger, A. S. (2008). “Cleanliness & learning in higher education” Facilities Manager, 24 (4) p. 28-36.
※11 (リンク »)
※12 Gerba, C. P. The Burden of Norovirus in Schools; Cengage Learning, 2016
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※14 (リンク »)
(本資料の英語原文:Cleaning Beyond COVID-19
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エコラボについて
エコラボは、300万カ所に及ぶお客さまの現場で信頼されるパートナーとして、水、衛生、感染防止のソリューションとサービスのグローバルリーダーです。世界170カ国以上において食品、ヘルスケア、ホスピタリティ、産業分野のお客さまに、食品安全の促進、清潔で安全な環境の維持、水・エネルギー使用の最適化、オペレーション効率とサステナビリティの向上のための包括的ソリューション、データ活用によるインサイト、個々に適したサービスを提供しています。年間の売上高は120億ドル、従業員数は約44,000人です。
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