2022年 年頭のご挨拶 AIのデータ分析と多様性を軸に、あらゆる文脈に沿ったコンテンツ制作を支援

Shutterstock Japan合同会社

2022-01-06 17:40

2022年の新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。

2021年は、2020年から続く社会の変化が顕在化しました。海外への渡航制限やリモートワークなど、新型コロナウイルス感染拡大による新しい生活様式が浸透し、また、社会のIoT化や企業のDXも進み、テクノロジーの導入が様々な領域で加速しました。2021年は、様々な変化に徐々に適応することで、困難の中に一筋の光が見えた一年といえるでしょう。

こうした社会の変化によって、企業のコンテンツ制作にも大きな影響を与えた一年となりました。海外への渡航が制限され、現地での撮影をはじめとする画像・映像素材の制作は困難を極めることとなりました。そうした中、Shutterstockは2021年、グローバルなクリエイティブ・ネットワークを活かして世界各地のコンテンツを提供し、お客様のクリエイティブな活動をワンストップで解決する、Shutterstock Studiosを創設いたしました。様々な企業がイベントなどのマーケティング活動を制限される一方で、デジタル広告の需要が大幅に増加していることから、SNSなどに用いる素材をタイムリーに制作するマーケティング担当者からの引き合いが多くあり、日本のお客様から高くご評価いただいております。

また2021年は「人口知能」、いわゆるAIについても注目が集まった一年となりました。製造や小売、金融など、様々な業界においてAIの活用が加速する中で、Shutterstockでも2021年、人工知能(AI)プラットフォームを提供するPattern89社、Datasine社、Shotzr社を買収し、Shutterstock.AIを設立しました。同社では膨大なデータから効果的なコンテンツの選択ができるよう、最先端のAIモデルを開発しています。2021年11月に公開した「2022年版:カラートレンドレポート( (リンク ») )」では、Shuttersotck.AIが数千億件のデジタル広告・クリエイティブデータを分析し、デジタル上で最もクリックされやすい色として「グリーン」を挙げました。Shutterstockでは今後も積極的にAIを活用し、コンテンツに関わる様々なインサイトを提供してまいります。

最後に、多様性についてです。2021年は、東京オリンピックが開催された年でもあります。同大会のテーマの一つが、「ダイバーシティ・アンド・インクルージョン」であったように、多様性の尊重は社会における重要な規範として着目されるようになりました。こうした規範意識の向上は当然のことのようにも思えますが、同時に社会の大きな一歩だと認識しています。Shutterstockも多様性を重視しており、昨年、世界のマーケティング・コンテンツにどれほど多様性が反映されているかを明らかにした意識調査を行い、「DE&I in Marketing:A Global Report by Shutterstock ( (リンク ») )」というレポートを発表しました。本調査結果では、未だ多くの課題が残っているものの、多様性に対する社会の意識が以前より確実に向上していることがわかりました。コンテンツビジネスでは、特に「ダイバーシティ・アンド・インクルージョン」が大切だと考えており、Shutterstockでも引き続き、すべてのクリエイティブコンテンツが多様性を尊重していけるよう、努めてまいります。

2021年、Shutterstockは大きく前進しました。日本における事業展開の強化に伴い従業員数を拡大し、パートナーの皆様の多大なるご協力により、寄稿者数および顧客数も大幅に増加した一年となりました。そして2022年、Shutterstockは、テクノロジーの発展、世界190か国と繋がるグローバルネットワーク、そして多様性の尊重をはじめとする企業理念に基づき、より一層のサービス向上を目指してまいります。写真や動画だけでなく、音楽や3Dコンテンツ、報道画像をグローバル規模で集積する包括的なプラットフォームを提供することで、新たな創作活動のきっかけを生み出し、お客様のクリエイティブな活動を支援していく所存です。今後とも、インテリジェント・クリエイティブ・プラットフォームとしてのShutterstockを、何卒よろしくお願いいたします。

Shutterstock, Inc.
日本カントリーマネージャー
井藤 理人
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