グーグルのクラウドを支えるテクノロジー > 第120回 「Peak Oracle」によるオーバーコミット最適化アルゴリズム評価(パート1)

CTCテクノロジー株式会社(CTC教育サービス)

2022-02-21 09:00

CTC教育サービスはコラム「グーグルのクラウドを支えるテクノロジー > 第120回 「Peak Oracle」によるオーバーコミット最適化アルゴリズム評価(パート1)」を公開しました。
###

はじめに
 今回からは、2021年に公開された論文「Take it to the Limit: Peak Prediction-driven Resource Overcommitment in Datacenters」を元にして、サーバークラスターの「オーバーコミット」を最適化するアルゴリズムを解説します。この論文では、サーバー全体のリソース使用量のピーク値を正確に予測する「Peak Oracle」という考え方を用いてアルゴリズムの設計と評価を行っており、アルゴリズムの評価・チューニング手法としても興味深い内容です。

サーバークラスターの「オーバーコミット」
 はじめに、サーバークラスターの「オーバーコミット」について簡単に説明します。Googleのデータセンターでは、Borgと呼ばれるコンテナ管理システムを用いたアプリケーションのデプロイが行われており、数万台のサーバーからなるサーバークラスター上で膨大な数のジョブが稼働しています。それぞれのジョブは、複数の「タスク」をコンテナで起動しますが、それぞれのタスクが必要とするリソース(CPU実行時間、および、メモリー使用量)を指定することができます。Borgのスケジューラーは、指定されたリソースが確保できるサーバーを探し出してタスクを割り当てます。この時、指定されたリソースは、このタスク専用に確保された形になります。つまり、このサーバーで利用できる空きリソースは、サーバー上のリソース全体から、起動中のタスクに割り当てられたリソースの合計を引いたものになります。
 ここで問題になるのが、次の2つの点です。

この続きは以下をご覧ください
(リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

CTCテクノロジー株式会社(CTC教育サービス)の関連情報

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]