英国ケンブリッジ市 2022年2月8日発表 – 世界最大の統合型量子コンピューティングカンパニーであるQuantinuumの完全子会社であるCambridge Quantum(以下CQ)は、画期的な量子コンピューティング技術をグローバルな顧客に紹介することを目的とし、ダニエル・フセインを営業・事業開発のヴァイスプレジデントに迎えたことを発表しました。
ダニエルは、英国、日本、ドイツ、北アメリカにある専門チームと協力し、量子ソフトウェアとサイバーセキュリティの両分野において営業活動を牽引します。ダニエルの就任は、CQとQuantinuumにおいて、量子技術をいち早く採用している政府機関や企業との様々な取り組みが大きく勢いづいていることの表れでもあります。
ダニエルは、ヨーロッパのテクノロジー企業において20年以上のセールスとリーダーシップの実績があり、直近では、Arm社のIoTおよびクラウドサービス担当として、EMEA地域においてヴァイスプレジデントを務めていました。前職では、複数の市場開拓戦略の構築と実現に成功し、パフォーマンスの高いチームを開発してリードし、顧客に大きな価値を提供してきました。
ダニエルは、CQのミュンヘンオフィスを拠点とし、ドイツ政府による量子技術と量子コンピューティングの支援・促進という意欲的なプロジェクトへの取り組みをさらに強化していきます。CQは既にミュンヘンに研究拠点を設立しており、凝縮系物理学のモデルベースの観点から、既存の量子計算化学の研究を補完しています。
ミュンヘンオフィスでは、強相関系の研究や量子材料の商業化の推進力となるアルゴリズムおよびソフトウェアの開発を進めていく予定です。
ケンブリッジ・クオンタムについて
2014 年に設立され、世界有数の量子コンピューティング企業の支援を受けているケンブリッジ・クオンタムは、量子ソフトウェアと量子アルゴリズムのグローバルリーダーであり、急速に進化する量子コンピューティングハードウェアを最大限に活用することができます。ケンブリッジ・クオンタムは、欧州、米国、日本にオフィスを構えています。2021年11月30日にケンブリッジ・クオンタムは、ハニウェル・クオンタム・ソリューションズとの経営統合が完了し、Quantinuumを設立したことを発表しました。
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