96%のIT管理者が、ハイブリッドワークの実現に向けてIT戦略を見直していることが判明

従来型のリモートアクセステクノロジーを使用している組織は、現状では新しいモデルに十分に対応できず、モダナイズに向けて行動を起こしていることが明らかに

シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社

2022-08-17 11:00

本リリースは2022年8月2日に米国で発表されたプレスリリース (リンク ») の抄訳です。

フォートローダーデール, フロリダ – 2022年8月2日 – Citrix Systems, Inc. (リンク ») (NASDAQ: CTXS)は、Gartner Peer Insightsに依頼し実施したハイブリッドワークテクノロジーに関する調査 (リンク ») で、IT部門の管理責任者の96%が、現状のテクノロジーは不十分であるとし、自社のアプローチの見直しを進めていると回答したことを発表しました。

世界中の企業や組織におけるIT部門では、パンデミックを契機に従業員が在宅勤務に必要なシステムや情報にアクセスできるようにするため、仮想プライベートネットワーク(VPN)などの従来型のテクノロジーを採用しました。このようにして世界中でハイブリッドワークへの移行が進み、実際に移行に成功している企業もある一方で、IT部門の管理責任者200人を対象に行われた本調査では、企業がIT戦略を見直していることが判明しました。

【劇的な変化】
ハイブリッドワークという働き方が導入されたことで、「仕事をどこでどのように行うか、さらには誰が行うか」などの方針が根本的に変わりました。Citrixの調査に参加した組織のうち、
• 96%がハイブリッドワークに関する業務ポリシーを策定しているか、または完全な在宅勤務およびハイブリッドワークの両方を認めています。
• 85%が、従業員が2年前よりも地理的に分散していると回答しています。
• 75%の組織で、季節労働者、契約社員、またはフリーランスの形態で働く人の数が増加しています。

【失敗の主な要因】
回答者はこうした変化に対応する上で、リモートワークができるように導入したソリューションが以下の点で不十分であると答えています。
• 従業員があらゆる場所で働くようになったことで新たに発生するセキュリティリスクを防ぐことができない(96%)
• オフィス内で働く従業員と在宅勤務の従業員の間に情報格差が生じる(63%)
• 一貫したユーザーエクスペリエンスを提供していない(46%)
• 分散している従業員間の効率的なコラボレーションの妨げになる(46%)
• 個人所有デバイスの持ち込みに対応できない(33%)
• 拡張と管理が難しい(25%)

【戦略の変更】
参加者は、従業員の働く場所に関係なく、よりシンプルで一貫性のある安全なエクスペリエンスを従業員に提供できる、以下のようなテクノロジーへの投資を増やしていると回答しました。  
• 仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)(69%)
• 仮想アプリおよびデスクトップ(56%)
• Desktop as a Service(DaaS)(42%)
• ゼロトラストネットワークアクセス(34%)

【重層的アプローチ】
VPNは依然として、リモートワークへの対応のために最もよく選ばれているソリューションです。しかし、今回の調査を通じて、安全で生産性の高いハイブリッドワークを実現するには、VPNだけでは不十分であることが明らかになりました。さらに、この調査で、VPNを使用している回答者の87%が、ギャップを埋めるために以下のソリューションを1つ以上実装しています。
• VDI(69%)
• 仮想アプリおよびデスクトップ(49%)
• DaaS(39%)

【望ましい成果】
前述のソリューションを導入することで、企業は目標を達成しています。「Citrixのハイブリッドワークソリューションがもたらすメリットを3つ挙げてください」という質問に対して調査参加者は次のように回答しました。
• ネットワーク上のすべてのデバイス(非管理下およびBYODを含む)に対して階層的な保護を提供
• 働く場所に関係なく、アプリケーションやデータに一貫した信頼性の高いアクセスを従業員に提供することで、公平なワークエクスペリエンスを実現
• すべてのアプリケーションに対して、階層的な保護と一貫したセキュリティ管理を実現

Citrixの戦略担当エグゼクティブバイスプレジデントであるティム・ミナハン(Tim Minahan)はこの調査結果について、「ハイブリッドワークは未来の仕事の形です。革新的な組織はこのことを理解しており、これに対応するためのソリューションの見直しを進めているため、現在その成果が出ているのです」と述べています。

Citrixは、企業の規模を問わずセキュアな仕事ができるようにするための完全なデジタルワークスペースプラットフォームを提供しています。Citrixを利用することで、従業員は仕事の場所や方法を自由に選択できるようになり、IT部門は情報やデバイスの安全性を確保できるようになります。Citrixのソリューションおよびソリューションが提供するメリットなど詳細につきましてはこちら (リンク ») をご参照ください。

【Citrixについて】
Citrix(NASDAQ: CTXS)は、企業が従業員の可能性を引き出し、働く場所に関わらず、一貫したワークスペースエクスペリエンスを提供するのに役立つ、セキュアで統合されたデジタルワークスペーステクノロジーを開発しています。Citrixは、ユーザーにはシームレスなワークエクスペリエンスを、ITチームには複雑なクラウド環境におけるさまざまなテクノロジーの保護、管理、監視を支援する統合プラットフォームを提供します。

【株主・投資家の皆様へ】
本発表には、1933年証券法27A条および1934年証券取引所法21E条のセーフハーバー条項に基づく将来の見通しに関する記述が含まれています。本発表中に含まれる将来の見通しに関する記述は、将来の業績を保証するものではありません。そうした記述には、グローバル経済の影響やIT支出環境の不確実性、収益成長率と収益の認識、製品とサービス、それらの開発と流通、製品需要とパイプライン、経済的・競争的要因、Citrixの主要な戦略的関係、および企業買収と付随する統合に関連するリスク、ならびにCitrixが米国証券取引委員会に提出する書類に記載されたその他のリスクを含め、見通しとは大きく異なる結果をもたらしうるさまざまな要因が含まれます。Citrixは、本発表に含まれる、または関連する将来の見通しに関する情報を更新する義務を負いません。Citrixは、記述されたCitrix製品の特徴や機能の開発、提供、および提供開始時期をその単独の裁量で決定する権利を留保し、予告または協議なく変更することがあります。記述内容は情報提供のみを目的としており、何らかの製品、コード、または機能を提供することの約束でも、保証でも、法的義務でもなく、購入時の判断や契約への組み入れに際して依拠すべきものではありません。

© 2022 Citrix Systems, Inc. 本資料に含まれるCitrix、Citrixロゴ、およびその他のマークはCitrix Systems, Inc.の商標であり、米国の特許商標庁および他の国において登録されている場合があります。その他のマークはすべてそれぞれの所有者に帰属します。

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