2022年9月7日(水)の発売後、SNSを中心に多くの反響をいただいた『人間みたいに生きている』(佐原ひかり・著)。人気小説紹介クリエイター・けんごさんによる紹介動画がTikTokで公開され90万回再生を記録し、続々重版決定です!
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佐原ひかりさんが描く「食べることは幸せ」と思えない少女の成長を描く青春小説『人間みたいに生きている』。小説紹介クリエイターのけんごさんに、本書の紹介動画を投稿頂いたことをきっかけに売り上げが急増し、2刷、3刷の重版が相次いで決定いたしました。動画には「絶対に読む!」「小説とか何年も読んでないけどめちゃくちゃ欲しくなった」などのコメントが多数寄せられ、売り切れ店も続出しています。
■朝日新聞出版「さんぽ」で冒頭部分を試し読みできます
【試し読み】佐原ひかり最新作『人間みたいに生きている』/「冒頭2頁で心臓鷲掴みされました」「この切り口は衝撃を受けた」「読んだ人と語り合いたくなる小説」……発売前から熱い感想続々!!
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みんなが当然のように幸せだと思っている、「食べる」という行為。口に物を入れて飲み込むという行為自体が気持ち悪くて受け入れられない唯は、そのことを誰にも打ち明けられずにひとりで苦しんできた。ある日、学校で吸血鬼の噂を耳にし、吸血鬼ならば食べずに生きる術を知っているのではないかという一縷の望みに賭けて、外れにある館に向かう。そこに居たのは、金髪の美しい男性・泉であった……。
孤独に苦しみもがきながらも光を見つけようと手を伸ばす、ひとりの少女の希望の物語!
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相談をするとき、報告をするとき、謝るとき、よろこびをわかちあうとき、親交を深めるとき。食べ物はいつもかたわらにある。小説でも映画でもそうだ。食べ物を介して、人と人は絆を深めてゆく。同じ釜の飯、を食べて仲間になる。食べ物をおいしいと言って食べる、ふしぎなひとたちが築く、しあわせで、ただしい世界の話。
私はその世界に参加できない。
(本文より)
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■著者プロフィール
佐原ひかり(さはら・ひかり)
1992年、兵庫県生まれ。2017年、「ままならないきみに」で第190回コバルト短編小説新人賞を受賞。2019年、「きみのゆくえに愛を手を」で第2回氷室冴子青春文学賞大賞を受賞し、改題した『ブラザーズ・ブラジャー』で作家デビュー。著書に『ペーパー・リリイ』がある。本作は3作目。
『人間みたいに生きている』
著者:佐原ひかり
定価:1760円(本体1600円+税10%)
発売日:2022年9月7日(水曜日)
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プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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