健康診断の紙の結果をデジタル化するAI-OCRサービス「WellaboSWP デジパスPlus」を提供開始

株式会社メディヴァ

From: PR TIMES

2022-12-02 16:40

メディヴァ、シャイン協業で、安価・短納期のデータ化を実現

株式会社メディヴァ(本社:東京都世田谷区、代表取締役 大石 佳能子、以下 メディヴァ)とシャイン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 小河原 茂、以下 シャイン)は2022年12月より、健康診断の紙の結果票をデジタル化するAI-OCRサービス「WellaboSWP デジパスPlus(ウェラボエスダブリュピィ デジパスプラス)」を開始します。



メディヴァが提供する「WellaboSWP」※1は、従業員の健康情報を一括管理・運用を可能とするクラウド型サービスであり、業務の効率化に貢献する諸機能に加え、健康診断結果をはじめとする種々の健康情報を可視化するダッシュボード機能を備える課題解決型の健康管理システムです。この機能を最大限に活用するためには、データ化された健康情報が必要であり、シャインが提供する「デジパス」※2と組み合わせた「WellaboSWP デジパスPlus」は、健康診断結果票をこれまでよりも安価、短納期でのデータ化を実現し、人事・産業保健上のデジタル化の推進と業務効率化および、人的資本経営の一つである健康経営の貢献に資するサービスです。

定期健康診断は1年に1回の実施、従業員への結果通知、就業に関する医師の意見聴取および結果の保管が各企業に義務付けられています。また、昨今の健康経営では健康診断結果から従業員の健康課題を分析し、課題解決に取り組むことが求められています。

しかし現在、健康診断結果票の多くは紙面による結果で運用されています。この場合、非効率な従業員通知や産業医判定、セキュリティを担保した場所の確保の必要性、困難なデータの可視化等が大きな問題となっています。このため、企業で健診結果票をデータ化するためには、人事担当者や産業保健職が自らパンチ作業をするか、またはデータ化サービスを利用する必要があります。現状、外部の健康診断結果票のデータ化サービスは存在しますが、納期は2~3ヶ月、価格は1枚あたりおおよその相場で1,000円程と、納期・価格の観点で企業のニーズを満たすことができていません。

本サービスは、単価と納期ともに最大85%削減、短縮してご提供※3することを実現しました。さらに、人事担当者、産業保健職による健診結果票のデータ化にかかる労力は1/10以下※4となります。デジパスのAI-OCRによる短納期の実現と、継時的にブラッシュアップされる読み取り性能、読み取りを支えるオペレーターの配置といった強みを最大限活用しつつ、最短納期2週間、健康診断結果票一枚あたりのデータ化費用144円~でのご提供を実現しています。さらに、メディヴァが提供する健康管理プラットフォーム「WellaboSWP」と掛け合わせることで、企業での健康経営の根幹とも言える健康課題を効果的に可視化し、健康経営の推進に強く貢献できるものと考えています。

健康診断結果は問診・結果を含めて健康課題を可視化する最良のデータの一つであり、それを活用した健康経営を経営課題の一つと捉える昨今において、非常に重要な人的投資と言えます。本邦では年間3,600~5,700億円程度が企業健診に費やされていると想定されます※5が、健康診断結果票をデータ化し、健康課題を可視化しているのは、大企業を中心とした一部の企業のみであり、多くは十分に活用できていないと言えます。

特に従業員規模50人未満の企業で、データ化・可視化を実施できている企業はほぼ無いに等しく、ここで働く少なくとも約3,300万人分、およそ3,300億の投資が十分にリターンを得られていない可能性があります。これは企業にとっても、本邦にとっても大きな損失と言え、十分な投資対効果を得るためにも、本サービスを活用したデータ化に取り組むことが望まれます。

健康診断結果票のデータ化は、政府も着目しており、マイナンバーカードによる個人データの利活用の一つとしても注目されています。しかし、マイナンバーカードが全ての国民に普及されるには、まだ時間を要します。その間に弊社は健康診断結果票のデータ化を推進するとともに、その利活用についての知見を集約し、政府が推し進めているPHRのデータ化・利活用事業が効果的となる提言をすることで、本サービスが社会的意義のある取り組みとなると考えております。

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本サービスに関する問い合わせ
以下 URL よりお問い合わせ下さい。メディヴァの担当者から折り返しご連絡致します。 問い合わせ URL:ask-wellaboswp [at] mediva.co.jp

プレスリリース
(リンク »)


※1 「WellaboSWP」専用ページ  (リンク »)  メディヴァでは2022年1月より、従業員の健康管理と健康づくりを一括管理できるクラウド型サービスプラットフォーム「WellaboSWP(ウェラボエスダブリュピィ)」の提供を開始しています。本サービスは専門職が配置されている大企業には、健康管理システムをご提供し健康管理業務の一元管理、業務効率化を、専門職が不在、または短時間のみの在籍する中小・中堅企業の場合は、健康管理システムに加え経験豊富な専門職が運用するオンライン健康管理室をご提供し、導入企業様にご好評をいただいております。
※2 「デジパス」専用ページ  (リンク »)  シャインでは2022年4月より、AI-OCRとオペレーターによる紙帳票のデータ化サービス「デジパス」を開始しています。本サービスはお客さまから送付される紙帳票のスキャンデータを AI-OCR が読み取り、その認識結果をシャインのオペレーターが確認・補正し、データを確定後、お客さまへお返しします。また、オペレーターによりチェックされたデータを AI が学習することで、AI-OCR の認識精度が高まり、さらに精度の高いサービスを提供することができます。「デジパス」を活用することで、大量の紙帳票を扱うお客さまの業務負荷軽減および生産性向上を実現しています。
※3 価格:従来型健康診断データ化サービスを1枚1,000円とした場合。本サービスの最安値を144円として算出しています。 納期:従来型健康診断データ化サービス最大90日とした場合。本サービスの最短納期を2週間として算出しています。(従来型健康診断データ化サービスの価格、納期はメディヴァ調べ)
※4 健康診断結果票のデータ化を手作業で行なった場合(ダブルチェックこみ)の時間を10分/枚として算出。本サービスではPDF化するのみなので1分/枚以下となります。
※5 労働者数は労働力調査(総務省統計局)に基づき、労働者数約5,700万人、少なくとも健康診断実施が必須である正規雇用者約3,600万人、企業健康診断単価は10,000円として算出しています。
※6 従業員数、健康診断結果用紙の種類数、データ化項目数、WellaboSWP使用有無等でご費用が異なりますので、都度お見積りいたします。


■株式会社メディヴァの概要は、Web サイトをご覧ください。( (リンク ») )
医療のみならず予防や介護に取り組む「トータル・ヘルスケア・コンサルティング&オペレーション・カ ンパニー」として、ヘルスケア業界での、革新と新しい創造が可能なデジタル・トランスフォーメーショ ンをご提案し、さらに「コンサルティング・オペレーター」が現場に入り込み、クライアントの皆様と一 緒に運用をさせていただきたいと考えています。
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■シャイン株式会社の概要は、Web サイトをご覧ください。( (リンク ») )
多くの事業がデジタル化していくこれからの時代、私たちはお客さまのビジネスのデジタル・トランス フォーメーションを支援し、新しいライフスタイル、新しいサービス、新しいビジネスモデルを皆さまと 共に創り出してまいります。
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●本ニュースリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。

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